ボウレイ 1977年 2月15日、5月15日、7月14日、8月15日、9月16日、12月晦日の年6回亡霊が来る日だと言う。7月14日と12月晦日は特に別に祭る。
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ムジナ 1974年 茨城県 化けたお月様が出るのは、旧暦の16日以後が多い。これは毎日出ることもあり、そのうち怖くも何ともなくなった。この月が出ると、父親が「お月様が2つになるから見ていろ」と言った。むじなは尻尾で光を出してお月様に化けている。
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サンヤサマ,ツキ 1929年 栃木県 1月23日、5月23日、そして9月23日は三夜様と言われている。この日には、月が三体になって登るとされ、三夜講が営まれる。
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ヤマノカミ 1982年 三重県 山の神様は女の神様で、3月から7、8月までは海にいて、それ以外には山にいる。
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リュウジン,リュウオウ 1986年 沖縄県 那覇にあった竜王殿は中見城にあったのを天妃廟前に移したといわれている。旧暦1月4日、5月5日、9月9日、11月冬至、12月24日に祀っていたと『琉球国由来記』にある。
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タヌキ 1982年 東京都 月が出るはずのない日に、目の前に大きなお月様があった。狸が化けているのである。
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ヤマノカミ 1977年 神奈川県 1月17日は山の神の日である。
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テング,ヤマ,(ゾクシン) 1915年 福島県 旧暦2月と12月の8日と9日は山に入らない。山に入ると天狗様にさらわれるという。
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ヤクガミサマ 1963年 福島県 12月8日には2月8日と同じことをするが、厄神様が降りてくる日。
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(ゾクシン) 1972年 岐阜県 山の神に関する俗信。山のコは1月9日、3月9日、12月9日に行い、この日は山に入ってはいけない。山の神の使は白ウサギだといわれていて、見ると祟りがあるという。
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ホトケヅキ 1965年 岩手県 10月は仏月といい、祝い事をしてはならないという。
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オタリヤ,フユトウサイ,ハルトウサイ,カミ 1966年 栃木県 宇都宮では12月15日と1月15日をオタリヤと呼び、12月のそれを冬御祭、1月のそれを春御祭と言っている。神の渡御の夜であったらしい。
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オノウ,オテングサン 1985年 山梨県 小御嶽神社の山の山頂に1月14日に主上が集まって小御嶽山にオノウをあげるので、晩に太鼓や笛の音が聞こえる。Aさんも昔は青年会で集まって聞いた。Aさんの父親の年まわりの人には信じていた人がいて、1月14日にはオテングさんに叱られちゃ困るからといって山には全然行かない人がいた。
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ニジュウサンヤサマ,ツキマチシンコウ,ニジュウサンヤコウ,ニジュウサンヤトッコウ 2001年 青森県 田子町山口では、飲食しながら月の出を待って農作物の吉凶を占う。二十三夜様をお産の神とするところもあるが、これは、祭日を同じくする子安信仰と結びついたのではないかと考えられる。中には、日待ち、月待ちの関係から、庚申様との結びつきが見られる場合もある。以上から、二十三夜様の世の中占いは、各家ごとの行事となっている。
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ウブメ 1987年 山形県 お産で死んだ人がいる家には、旧暦の1月15日にウブメが出る。
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ムジナ 1974年 茨城県 お墓の松の木に大きな月が出た。月の表面は顔になっていて、瞬きをしていた。松の木の下を叩くと、落ちて逃げていった。同時に月も消えてしまった。
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ニジュウサンヤサマ,ツキマチシンコウ,ニジュウサンヤコウ,ニジュウサンヤトッコウ 2001年 青森県 二十三夜様は月待信仰のひとつであり、旧暦の1月、5月、9月の23日の夜に月の出具合で世の中(豊凶)を占う。ムラによっては、女性だけ行う場合と男性だけで行う場合、また男女とも参加する場合とがあり、地域によって異なる。占いの判断のし方は地域によって異なるが、目印となる付近の山の位置や樹木などの位置を定めて、その方角や出方で占った。
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ヤマノカミ 1971年 山梨県 毎月17日が山の神の祭の日で、1月17日が春の山の神様、10月17日が秋の山の神様。山仕事をする人はこの両日か12月17日と1月17日、または21日の年2回を山の神の祭とした。山の神の祭りの日に木を切ると怪我をするという。
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ヤマノカミ 1982年 山形県 山の神祭りの日は旧暦3月12日と12月12日の年越しの日で、山の神は春には天から下りてきて田畑を守り、秋には山に帰っていくという。
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ガラッパ 1989年 鹿児島県 雨が降る夜、3時ころ、上の方から「ピー」、「ヒョー」とガラッパの鳴き声がする。冬の間は山におり、3月のお彼岸が来ると川に降り、3月から9月まで川におり、9月のお彼岸になると「ピーヒョー」といって山へ上がる。
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トシトクジン 1978年 広島県 2月1日の朝、歳徳神は田野へ行き、10月亥の日に戻る。
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