スズノオト 1999年 栃木県 昔、鈴を大切に持っている少女が公園の近くにいた。ある日、少女が公園のトイレに入った時に、少女はトイレに鈴を落としてしまった。そのショックで少女は自殺した。そのトイレに1人で行くと、鈴の音が聞こえてくるという。
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イヌ,ダイジャ 1989年 長野県 猟師が犬を連れ、奥山へ狩りに行った。岩の下で休んでいるときに眠たくなったが、連れてきた犬があまり吠えるので、山刀で首をはねた。すると犬の首はそのまま飛び上がって、岩の上で鎌首をもたげていた大蛇に食いついた。猟師は犬斬山の神として犬を祀ったという。
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イヌ,ダイジャ 1989年 長野県 猟師が犬を連れ、奥山へ狩りに行った。岩の下で休んでいるときに眠たくなったが、連れてきた犬があまり吠えるので、山刀で首をはねた。すると犬の首はそのまま飛び上がって、岩の上で鎌首をもたげていた大蛇に食いついた。猟師は犬斬山の神として犬を祀ったという。
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ユウレイ,クビナシウマ 1958年 愛媛県 巻物に観音様が片付けてある場所が書いてあった。観音様の前を通ると、馬の足がだめになり、罪人が通ると首なし馬が出るという。観音様を祀る様にといわれたが、観音様のいる家は粗末で、中にあったかしの箱に箱を開けないようにと書かれていた。
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トシガミサン 2001年 香川県 真鈴では元旦に起きてすぐ座敷の戸を開けると、年神さんが入ってくるという。
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カンノンサマ 1957年 愛知県 夢に観音様が現れて祀られたいと言った。そのとおりにすると疫病除けの観音様になった。
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キツネ 1973年 岩手県 馬に油で焼いたものを付けて山に干草採りに行ったら、向こうから鈴をつけた馬がシャンカシャンカと来た。「避けるから待て」と声をかけたら鈴の音が消えた。狐が油物欲しさにやったのだ。
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スズ,カネ 1963年 夜中に仏壇のカネが鳴ったり、神社に参拝して手が触れぬうちに鈴が鳴ったりすると、翌日、夫や子供の悲報があったという。
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シンレイ 1935年 三重県 国幣大社多度神社の神鈴にまつわる伝説。明和年間に大暴風雨で山崩れがあり、神の怒りかと住民は恐れたが、その地点から古鏡と鈴2個を掘り出したという。
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アタゴサン 1976年 大分県 昔、火事があったとき、裏山から大きな鈴の音が聞こえた。人々は「愛宕さんが下りたのではないか」と噂した。後に裏山に登ってみると、愛宕様の足が折れていたという。
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モジナ 1977年 神奈川県 昔、村送りで和尚様がやってきたのだが、その和尚様は犬が嫌いだからと食事をするにも入浴するにも囲いをして犬を入れないようにしていた。これを不思議に思った人々が、和尚様の入浴中に犬をけしかけてみたところ、犬が桶の中からくわえてきたのは大きなモジナであった。
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オオスズ,ムジナ 1937年 秋田県 白山神社の境内に闇夜に歩いていると、一抱えもある大鈴が大きな音を立てて転がってきて、股の下をくぐり抜けてむこうの闇に消えた。龍泉寺の墓地に入る橋を渡り出すと、そ闇からまた大鈴が転がってきて股をくぐった。
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オイヌサマ 1991年 静岡県 お犬様がいるから、山住神社の周りには猪がいない。
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テング 1982年 群馬県 力五郎兵衛とまで言われた力持ちの五郎兵衛は、天狗と相撲をとって負けた。
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フドウサマ,ヤマイヌ 1949年 静岡県 病気の犬は不動様を祀る村へは入らない。これは不動様が犬を連れており、その犬の綱を握っているからである。病気の犬の危険性のある村では不動様を祀る。
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クビキレウマ 1922年 徳島県 夜更けに杉生山のほうからジャンジャンと鈴の音が聞こえてくる。道端に伏せていると前を行き過ぎたが、見ると首の無い馬であった。
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マ 1975年 愛媛県 大野の観音様の元屋敷から観音様にいたる道は「魔の通り道」といい、いやな場所であるといわれている。
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カンノンサマ 1981年 神奈川県 大塔宮護良親王が首を切られる前、村人に観音様を預けて、難波で祀ってほしいと言ったが、観音様は酒匂に帰りたいと言うので、観音様と縁のある南蔵寺へお連れすることになった。
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ユウレイ 1983年 新潟県 寺の前の家の犬が夜吠えたので、人が来たのかと思って出て見ても誰もいない。再度吠えたのでまた出て見ても誰もいない。寝ようかと思ったところに檀家の人が亡くなったと告げ人が来た。犬は人の死を感じていたのだろうか。
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カイイ,アクリョウ 1962年 高知県 犬と共に山奥に行くと、犬がひどく吠えた。そこは悪霊の通る道で、四隅に木を立てて中に入ると取り憑かれることはなかった。
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カンノンサマ 1983年 富山県 森田に観音様がある観音様は、昔沢連に居られた。宿坊の松田ニゾウの枕元に現れて、千坊寺街道の富崎の少し手前にある森田に行きたい、と言われたので、観音様を連れて行き、森田の人と街道の途中であって観音様の受け渡しをした。その場所を仏坂という。その観音様は今は森田の観音堂にあり、国宝になっている。
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