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検索対象事例

ホトケ、モウジャ
1989年 静岡県
亡くなったホトケは日金山に行くので、彼岸に登れば亡者に会える。

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ナキヒト
1989年 静岡県
亡くなったホトケは日金山に行くので彼岸に登れば亡者に会える、といって、家族の者は3年の間、彼岸に日金山に行く。道すがらの石仏や通行人に亡き人ににた顔があるともいう。
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マムシ
1989年 静岡県
交通事故で子どもを亡くした。亡くなったホトケは日金山に行く、日金山に参ればなくなった人が一本に極楽に行けるというのでお参りしたら、マムシが出てきた。亡くなった子が姿を変えて出てきたと思った。
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モウジャ
1993年 静岡県
伊豆山の日金山(日金のお地蔵さん)に彼岸の中日に参ると、亡者に出会えるという。
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ホトケ
1985年 静岡県
落居では水死人のことをホトケという。漁の間にホトケ、特に女性のホトケにあうと漁があがった。
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カッパ
1985年 熊本県
河童は秋彼岸に山へ登り、春彼岸に川へ下る。
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シシャノレイ
1995年 静岡県
死者の霊は死後、または埋葬後、日金山にお参りに行く。
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(ゾクシン),ネコ
1933年 千葉県
ホトケの寝ている上を猫が飛び越えると、ホトケが立ち上がるとて猫を近寄せない。
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カッパ,セコ
1976年 大分県
海や川にいるものを河童といい、山にいるものをセコという。春の彼岸から秋の彼岸までは川にいて、秋の彼岸から春の彼岸までは山にいるという。彼岸から彼岸までの間、家の前をギャーギャーと言いながら通ったという。
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ネコ,マモノ,ホトケ
1993年 山梨県
ホトケの胸元に鎌をのせるのは、猫や魔物がホトケの上を歩くと仏が起き上がって歩き出すからだという。
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ヒョウスンボ
1999年 宮崎県
ひょうすんぼはヒョウヒョウと鳴く。春の彼岸に川に下り、秋の彼岸までいる。秋の彼岸に山に登っていく。
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ホトケサン
1989年 静岡県
49日まではホトケさんは屋根にいるので、火災を出さないようにする。またこの期間に針を使うとホトケさんが針の山を歩くことになると言い、針仕事はしない。
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ホトケオロシ
1984年 新潟県
ホトケオロシに行く時期は、四十九日が過ぎないうちに行くと、「ホトケの道を迷わせる」「ホトケが難儀する」という。また、「早く呼び出すと仏の位が下がる」といって、たいがい3年ほどしてから呼び出してもらいに行く。
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モウジャ
1941年 秋田県
行脚僧が道に迷い、たどり着いた村で大悪徒であった亡者が死人を食べてとるのと出会った。その餓鬼道に入った亡者の願いを叶えて僧が経をあげると、亡者は成仏した。
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ヤマワロ
1985年 熊本県
春の土用に川へ下り、秋彼岸に山に登る。
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セコ
1985年 熊本県
春彼岸に山から降りて来て、秋彼岸に川を伝って山に帰る。
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ヤマワロ,カッパ
1985年 熊本県
山童が春彼岸に川に入り河童になり、秋彼岸に山へのぼる。
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キツネ,モウジャ
1915年 愛知県
狐は墓場で亡者に向かい、供養追善の怠慢など家の者に不足はないかと問う。不足がないと亡者が応えれば狐は怒って糞をして去る。亡者が家の者を呪うことなどを依頼すれば、狐はその人に取り憑く。
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ツメ,シニメ
1946年 香川県
夜、爪を噛むと親の死に目に会えない。
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ガワロ,ヒョウスンボ,カワンヒト,カッパ
1981年 宮崎県
春の彼岸に山から川に下り、秋の彼岸に山へ上がるという。秋の彼岸から冬にかけて山で野宿すると眠れないぐらい賑やかだと聞く。春の彼岸になると溝や川から悲しいような気味悪い声が聞こえる。近づく時は鼻歌や咳払いをしないと熱病を患うという。
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モウジャブネ
2001年 青森県
海で死んだ者が亡者船になることがあるという。亡者船は大時化の時でないと現れないと言われているが、宗谷まで流された時にこれに出会って助かった人の話がある。
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ヤマワラ,カッパ
1986年 大分県
山童はヤマワラ・ヤマアロ・セコなどと呼ばれる。多くの地域では,秋の彼岸に山に登り春の彼岸に川に下る河童のことと考えている。
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