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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オツカイシメ,カメ,オオガメ
1983年 岡山県
笠岡市小飛島の氏神である島大明神のオツカイシメは亀である。大明神の崖の下に時々大亀が浮かび上がってくるが、これを見た者は手を打つという。

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スワダイミョウジン,オツカイシメ,フカ
1983年 岡山県
笠岡市北木島の氏神である諏訪大明神のオツカイシメは鱶である。昔は3つの部落が一緒に神輿をかついだのだが、これらの部落が喧嘩して別々に神輿を新調したところ、沖に鱶が現れて大荒れとなり、赤痢が流行して結局神輿は出せなくなったという。
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コウジン,ウジガミ
1983年 岡山県
笠岡市大飛島では、荒神は子供を産ませ、氏神はこれを育てるものと考えられており、「産むが荒神、育てが氏神」ということわざがある。
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オツカイシメ,キツネ,オヤテイ
1983年 岡山県
矢掛町羽無の氏神である吉備津神社のオツカイシメは狐で、部落で火事があると鳴いて知らせるのだといわれている。オツカイシメはオヤテイともいうが、この後者の方が古い呼び方であったらしい。
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ミサキ,ミサキダイミョウジン
1983年 岡山県
倉敷市下津井の松島でも、ミサキが憑くとか、ひっぱるとか、人をとるなどというが、御崎大明神を祀ると、そうした悪いミサキが近寄らなくなるのだという。
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カメ,ダイカイリュウオオカミ,ダイカイリュウダイジン
1995年 愛知県
明治42年9月10日に身長約6尺、幅3尺7寸、重さ13貫という大きな亀が瀕死の状態で小佐の浜に上がった。その亀は事前に浄土寺の亀岳鶴翁和尚の夢に白髪の老人となって現われ、自分を神に祀れば諸願成就を約束すると言っていた。和尚はこの亀の死後大龍神大菩薩として寺のケヤキの根元に埋葬し供養した。またこの亀の背には奉大海龍大神という文字と共に伊賀上野町の谷村佐助ら一族の名が書かれていたが、これは病気平癒を願った佐助が伊勢神宮に祈願したところこの亀がやはり白髪の老人の姿で夢に現れ大海龍大神を名乗り、のちに亀の姿で現れ病を平癒せしめた際にこれを喜んでその背に書いて海に逃がしたものであるということだった。のち、この神に祈願すれば生活に関することで叶わないことはなかったという。
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コウジン,サンポウコウジン,マモリガミ,コドモノカミ,ウシノカミ,イシワリコウジン
1983年 岡山県
笠岡市高島の荒神は三宝荒神で島の守り神であり、子供の神でもあり、また牛の神でもあるとされている。神楽の際には石割が行われるので、石割り荒神とも呼ばれる。
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コトシロヌシノカミ
1961年 島根県
美保神社の御神体は大石で鶏を嫌う。昔、言代主神が姫の下に通っていた時、鶏が早く鳴いたので急ぎ帰ろうとして舵を忘れた。仕方なく舵の代わりに足を海中に入れていたところ、ワニザメに食われてしまったからだ。
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コイ
1975年 京都府
丹波国並河村の鯉大明神の使いは鯉である。毎月大堰川を下って松尾明神へ使いに通うという。鯉大明神の氏子の者は、鯉を食べるとたちどころに口の中に腫れ物ができる。これは八幡の氏子が鳥を食べたり、春日の氏子が鹿を食べたりするのと同じ類の事である。
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オオガメ
1975年 岡山県
60年前に大川という沼を掘っていた時、一升徳利ほどもある頭をした亀が浮かび上がった。昔からここに大亀が住んでいて畳1畳もあるといわれ、川の主といわれていた。川を掘るといつも雨が降るが、それはこの主の怒りのためという。
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ヨウカイ,コマイワ
1960年 岡山県
崇神天皇の四道将軍、吉備津彦命が備前に入り本宮山の峰に来た頃、その峰の西方約1里の所に毎夜妖怪が現われ、里人はたいそう恐れていた。里人は命に妖怪を退治してくれるように願い出た。数日後のある夜、気比神社の西方3キロのところに火柱が現われ、命は境内の見晴らしの良い駒岩から弓でこの怪物を射た。矢が命中するや否や、大音響と共に怪物は岩となった。これを今に残る的岩という。
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ウナギ
1939年 京都府
大山祇神社の境内煮にある弁天井戸には耳の白い鰻がいる。この鰻が浮かび上がってきて水面に頭を出すと雨が降るという。
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キツネ
1965年 和歌山県
新宮の玉木神社はオオカミの神を祀る。キツネのついた人を連れて行くと、オオカミの威力でキツネが落ちる。
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イチモクレン
1974年 三重県
伊勢国桑名あたりに多度明神の宮がある。ここの別殿に一目連というものがある。いにしえから災いある時は忽ち現れて救ってくれるという。洪水の時に人々が木の上に登って助けを求めていた時、いまこそ一目連が現れて、救ってくれるに違いない、みなで祈れ祈れと叫んだ。するとその日の夜から急激に水が引き、人々は助かったという。
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オオカミ,オオカミサン
1983年 香川県
海の神様として信仰される三崎神社と高屋の稲積社との間を、オオカミサンが神さんの使いとして走る。そのお姿を見てはいけない。轟くような声が聞こえるという。一匹オオカミは神さんの使いで、群がって来るのは危害を加えるから用心しなくてはならないという。
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コウジン,ウブガミサマ,オオカミ
1983年 岡山県
塩谷の荒神は産神様ともいい、子供の宮参りに連れて参る。また、旅に出るときは必ず参るものだともいう。この荒神のツカイシメは狼とされているが、これが鳴くと悪いことがある知らせであるという。
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ユルギイシ,ナナフシギ
1974年 高知県
四国遍路八十八ヶ所の三十八番、土佐の蹉跎寺の寺僧が海岸に望んで「御亀様御亀様」と呼ぶと、大小の亀が多く浮き出てきて、岸下に集まる。これは補陀落山の使者であるという。但し呼ぶと出てくる理由はわからない。
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カメ
1931年 大阪府
淵に大きな亀が棲息しており、それが主であると人々は信じている。
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シンメイサマ
1964年 福島県
三春町庚申坂の神明宮の神明様。この神明様は伊勢の大神宮様で、男と女の一対。(人々が供える)着物が100枚になると、祈祷して伊勢の大神宮に送る。ご神体はしゃくなげの木であるが、ふだんはもったいなくて拝めない。顔の白い布は年に1度ご元朝にしか取って拝めない。男のほうが少し小さく、胴体は径1寸ほどで和紙がまいてある。全長7、8寸。おしんめい様は出たくなると夜中でもいつでも出る。宮を守っている人の夢などで、「出たい出たい」と知らせる。そういうときは、すぐに出ないとしかられる。おしんめい様と歩いていると、76歳のじいさんでも一日中歩いて疲れない。
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ミサキダイミョウジン,ミサキ,ミサキダイミョウジン,ジヌシガミ,イワヤマダイミョウジン
1983年 岡山県
御先大明神は吉備津神社のミサキであり、岩山大明神は吉備津神社に従属する地主神である。
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カメ
1932年 愛知県
宮路山に棲んでいる亀は3本足であるという。
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