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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タマムシ
1923年 滋賀県
犬山城主中川勘右衛門の叔父清蔵主の墓の上にたつ大榎には、天虫が多くいる。彼の亡魂であると噂されている。

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オンリョウ
2000年
高野新右衛門がよしという下女を孕ませ,堕胎薬を飲ませて死に追いやった。よしは胎児の怨念と共に怨霊となって新右衛門に祟ったが,祐天が新右衛門に念仏を勧め,あつく弔うとよしは成仏した。
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ネコ
1931年 福島県
穴沢善右衛門が小屋に泊ったとき、姥に化けた巨猫がやってきたが、正体を見破りこれを斬った。次の日、善右衛門の妻が噛み裂かれて木にかけられていた。そばにいた樵夫がいたが、それは斬った猫の夫で、復讐のために善右衛門の妻を殺したのだとい、善右衛門の妻の死骸を咥えて去っていた。善右衛門は郎党を引き連れて山狩りを行い、洞穴の中で怪猫を見つけてこれを殺したといわれている。
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ナママブリ
1981年 鹿児島県
夜中に帰宅する叔父と私の2人が、叔父の家の門口で女の人の姿を見た。その女の人をはさむように2人で歩いていったが、途中で見えなくなった。それからしばらく忘れていたが、五日ほどして叔父の妻が死んだ。あの女はマブリだったのだ。
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トクエモンミサキ
1983年 岡山県
国道のわきに「清眼則勇信士」と刻まれた石碑があるが、牧部落では、これを「徳右衛門御崎」と呼んで祀っている。この徳右衛門とは、享保年間に行われた一揆の指導者であったという。
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ムジナ
1973年 岩手県
中川寺の川端にはムジナがいて人を化かしたという。
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カッパ
1982年 群馬県
太郎右衛門渕にはカッパの伝説がある。
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クダギツネ
1926年 愛知県
名古屋からの帰りに亭主が拾った風呂敷にクダがおり、犬山までついてきた。クダは犬山に住んでいた御嶽教の行者に一事厄介になっていたが、後に追い出された。
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サウエモンノボウレイ
1991年 愛知県
女が山でおしっこをしたが、そこはちょうどお墓で佐右衛門の亡霊にとりつかれる。佐右衛門は土地を取り上げた地主に土地を返すよういう。地主は聞かず、そのため村中の子供や馬の子が死んだりして村で供養した。
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リュウ,(イキリョウ)
1980年
ある人が龍右衛門という名前に変えたところ、小笠原平太夫という人物がこれを聞いて、龍右衛門は夏のうちに死ぬだろう予言した。実際龍右衛門は6月に死んだ。なぜかを聞くと、龍は霊物であり、徳のない人間が名乗ってはならないという。また今年の盆には生霊となるだろうと言った。
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ユウレイ
1995年 愛知県
母と2人暮らしだった勘五郎という少年が田の水を盗んでいたのが噂になった。やがて勘五郎は殺され、母親は死んで幽霊になり、毎晩川端に出るようになった。
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ハハノウラミ
1976年 岐阜県
実右衛門という無頼がおり、母親に不孝な行為を行っていた。後に母が死んだので火葬したが、片腕だけ焼けずに残ったので、人に見られるのを厭い、持ち帰り、後日に川にでも流そうとした。その夜、実右衛門は腕が蛇になり襲ってくると叫び、狂乱した。その後毎夜続くので、村の人が協議して村中3ヶ寺の僧に阿弥陀経を誦させたところ、その夜から止まった。実右衛門は懺悔し僧になった。
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イナムシ,ボウレイ
1923年 静岡県
元亀3年合戦に敗れた武田方の軍兵が、淵に身を投げて死んだ。翌年そのあたりが稲虫に襲われたが、亡魂の祟りであると噂された。
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コワラワ
1981年
深夜に鷺仁右衛門が酩酊して歩いていると、7歳ほどの小童が手に火の消えた提灯をもって立っていた。仁右衛門は不憫に思い、色々してやったが童はなにも答えない。腹が立った仁右衛門は捨てて帰ったが、ふと後ろをみるとその童は両目を車輪のように見開き、その睨みに気絶しそうになったという。
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テング,ウジガミサマ
1973年 山梨県
渡辺弥次右衛門が大和田山へスズ竹を取りに行き、その荷を背負って休んでいると後ろから何物かが来て弥次右衛門を放り投げた。弥次右衛門は倒れたまま気を失っていたが、しばらくするとまた何物かが来て引き起こしてくれた。放り投げたのは天狗で、引き起こしてくれたのは氏神様という。
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キツネ
1995年 愛知県
犬山から今井に来る細い道で、峠をぐるぐる歩き回らされてしまう。狐の仕業。
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カタテバラミムラ
1931年 兵庫県
ある娘が叔父と若衆と共に伊勢参りに行っていた。宿では若衆のいたずらを避けるため、叔父は娘の腹の上に手を乗せ、用心して寝ていたにもかかわらず、娘は妊娠してしまった。産まれた子供は片手一本しかなかったという。
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キツネ,タヌキ
1995年 愛知県
狐は油揚げが好きで、犬山で油揚げを買って帰ると、取られた。狸は化かさない。
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(ゾクシン),(シノゼンチョウ)
1933年 岩手県
墓でころべば3年たたぬうちに死ぬ。
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(シノヨチョウ)
1935年
話者の体験談。叔父がハワイからの帰途汽船の中で死んだ。話者と両親、祖母とが話していると「ごめん」と言ってニハグチ(入り口)の障子に触った者がいた。また、叔父の弟は銚子沖の船中で、暗夜に大時化の中を船が行くのを見た。叔父が死んだのも同じ銚子沖の時化の時だった。
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ヒノタマ,ヒトダマ
1959年
南九州の農村である子供が病気の叔父を気にかけて、その丘向こうの家の方を見ていると赤い火が闇の中に見えた。だんだん大きくなり子供の家の大木の梢に止まって明るく光り消えた。しばらく後叔父の死が伝えられた。
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クビキリジゾウ,ウシ
1943年 岐阜県
大原に首斬り地蔵がある。新しい地蔵に変えても何時の間にか首が落ちる。昔、夜になると何かが化けて出るので、通る人は無かったが、犬山城主の家臣の某が通りかかったとき化物が出たので、思わず切り捨てて逃げたが、朝になると牛が斬られていた。
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