ヒトダマ 1999年 佐賀県 話者が12歳の頃、八房八幡に人魂が出ると噂になった。1945年前後の話。
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ヒトダマ 1999年 佐賀県 話者が10,11歳の頃、共同風呂から見ていたら、お墓に人魂が出た。バレーボールくらいの大きさで、薄ボンヤリとしていた。1945年前後の話。
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キツネノヒ 1930年 兵庫県 狐の火は青や赤だったりするが、どことなくぼんやりしている。山の向こうにチラチラ見えているかと思うと、こちらにチラチラ見えるというように、始終動いている。
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ヒノタマ 1995年 東京都,群馬県 夜に火の玉を見た。青火で丸かった。
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ヒトダマ 1999年 宮崎県 1945年の8月、話者の妻が茅を採りに行ったとき、ボールのような丸いものがピョコンピョンと飛んでいくのを見た。その後、叔父がその日沖縄で戦死していたと言う電報が来た。霊が戻ってきたのだろう。
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ヒトダマ 1999年 宮崎県 1945年の8月、話者の妻が茅を採りに行ったとき、ボールのような丸いものがピョコンピョンと飛んでいくのを見た。その後、叔父がその日沖縄で戦死していたと言う電報が来た。霊が戻ってきたのだろう。
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ノロイ 1999年 佐賀県 1945年頃までは呪いがあった。話者の知人の親戚もかけられた。
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イニンビー 1966年 沖縄県 戦前まではイニンビーがよく見られたという。それは人が提灯を持って歩いているような感じの丸い火の玉で、遠くからはよく見えるが、近づくと見えなくなったという。大体9時前後に見えたという。
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スソノナガイマルイヒカリ 2002年 山口県 漁民が夜明けに裾の長い丸い光を見ることがあるが、その時には船には乗らない。
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ヒトダマ,ヒノタマ,オニビ,ヒカリダマ 1982年 群馬県 人が死ぬとき、魂が人魂になって出て行く。3日前に出て寺に行く事もあるという。長さ3m、幅15㎝程度。色は青、赤、赤い玉で尾は青、お月様のような色などという。波のように上下しながら飛ぶ、ノロシを曳いてすーっと飛ぶ、ふらふら飛ぶ、などという。
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ウミボウズ 2005年 愛知県 ある男が晩に海岸通を歩いていると知人にあい,声をかけた。男が「この辺は海坊主が出るという。頭が丸く,背が3メートルもあるという。」と言うと,その知人は「このくらいか」といって3メートルの海坊主になった。男が家に逃げ帰り,息子にその話をすると,息子の背もやはり3メートルほどになったという。
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(コドモガコヲウム) 1976年 茨城県 享和9年9月3日、8歳の女児が男子を出産したが、母子ともに痣もなく、乳も出る。子は目が見えないが成長したという。こういうケースもあるようだ。
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キツネ 1983年 岩手県 1930年前後のこと。話者の父は山で狐が酒盛りしているのを見たという。
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ヒトダマ 1982年 岩手県 人魂は青くて盆のように丸く、ふわふわしたもので、屋根よりあまり高くなく、ゆっくり飛んでいくものであるという。
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キツネ 1979年 岐阜県 狐は赤や青の提燈を灯して、きれいな娘に化けるものだという。
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リュウグウ 1974年 静岡県 遠州天竜川を渡る為に鹿島村の船に乗っていた平野六太夫は、河の途中で船が動かなくなったので自ら飛び込んだところ、船は再び動いたという。周りの者は悲しんだが、三回忌の頃に帰ってきた。彼が言うには、船から落ちて竜宮界に行ってきたが、1日ぐらいだと思っていると3年も経っていたという。また竜宮の事を語るなと言われていたのに話してしまったためか、六太夫の子供は兄弟とも言葉がしゃべられなかった。
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マノウミ 1975年 愛媛県 土仏は難船の多い魔の海とされている。夜に二人で船に乗り土仏を通っていたら、船が止まって動かなくなった。一人が指差す方を見ると、何かが船に乗っていた。罪はないからと押してくれと言うと、乗っていた物は消え、船は動きだした。
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ユウレイブネ 1968年 愛媛県 夜、航海をしていると、普通の船は右に青・左に赤のランプをつけているのに、まったく逆にランプをつけた船を見る。この船は暗闇でもはっきり見えるという。舵を切ると、幽霊船は灯を消すという。また、変死者が出た場所を船が通ると、暗闇でも船体がはっきり見えるという。
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カッパ,オホシサマ 1931年 熊本県 ある易者が子供に向かって15になると河の殿に引かれるぞと言った。脱れる法を峠に住む赤と青の装束を着た2人に尋ねると、易者にそのようなことを言うなと伝えろ、とだけ言った。15の年になった子供は、茶を飲んで遅れて川に行ったため、河童に取られなかった。赤青の装束の人はお星様であり、その加護によるものだった。
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ヒバシラ 1938年 長野県 夜9時頃、窓ガラス越しに「ブラ提灯」そっくりな2尺くらいの長さの火がぱっと映った。同僚たちもこの火を見た。たちまち消えてしまったが、3日後、同時刻に半里ほど先で火事が起こった。これが火柱なのか、よく分からない。10年ほど前の話である。
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フネ 1990年 高知県 人が死ぬときにはきれいな船が迎えにくるが、生き返りそうな人が乗ろうとすると「乗られん、乗られん」といわれ、乗ることが出来ないという。
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