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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

センニン,センキョウ
1996年 神奈川県
昔、仙鏡という所にフウマ一族がいたという。舟原より上は仙鏡で、仙人が住むところだという話である。

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マジュツシ
1953年 鹿児島県
昔、この島の里山に魔術使いが住んでいて、沖を走る船をとめたり海上を歩き回ったりしたと言う。
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イワガミヤマ,センニン
1956年 宮城県
仙人がいたという。県境の二井宿峠の南。仙翁岳とも称し、下の谷は仙人沢。仙人は犬をつれて稀に人の前にも姿を見せることがあった。この犬が石に化した犬石がある。
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ナガツムリジマ
1956年 宮城県
大昔に、背が低く頭の長い、寿老人のような異人が住んだという。
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テンニョ,セントウ
1941年 朝鮮
大同郡秋乙美面衣岩里の若者が、貧しい暮らしで病気の父の看病に思案に暮れていた。村人から仙桃という天界の桃を食べれば癒えると聞いた。ある日大同江に天上から乙女が7、8人下りてきて水浴しているのを見た。一枚の衣が若者のところに吹かれてきて、天女が泣きながら探した。若者は衣と引き替えに仙桃を貰い父の病気を癒した。衣岩里というのは、天女の衣を掛けたということからだ。
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センニンダケ
1944年 山形県
仙人嶽には仙人が住んでいて、人間が登って浄域を汚すことを嫌う。山に入ったものは2度と戻らず、帰ってきたものがいても、すぐに死ぬ。仙人澤には一生山を下らぬ修行者がいて、湯殿山に奉仕している。
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オバケイワ
2002年 滋賀県
鏡岩の上方にお化け岩とよばれる大岩がある。鏡岩には絶えず女人が近づいて髪や顔の手入れをするので、それを嫉妬してお化けとなって旅人を困らせたという。
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センニン
1994年 埼玉県
浦山と東京都の境にある千元峠には青仙人が住んでいたという伝説からその名がある。わきにある一杯水は仙人の井戸水だという。
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キツネ,オナバケハラ
1913年 茨城県
昔、老狐が猟夫に狙われて逃げ、百姓の家に入って助けられた。老狐は、その恩に報いようと、美人に化けて百姓と夫婦になり、二男一女ができて睦まじく暮らした。ある冬の夕、爐を囲んで話をしていると、ふと末の女の子が1首の歌を遺して姿をかくしてしまった。それからこの辺りを女化原と呼ぶようになった。女化稲荷は老狐を祀ったものだといわれている。
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ヤシキ
1958年 愛媛県
昔、偉い落人が住んでいた屋敷の跡がある。普通の者が住むと威に負けてしまい、馬鹿ができたり不幸が続いたりする。
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キツネ
1974年 神奈川県
相模国三浦に大多津が崎というところがあり、おみい女という狐がいて、よく源頼朝の時代の話をしたり、美女に化け人を惑わしたりした。ある農家に伝来する鏡を恐れたので人が化かされるとこの鏡で正気に戻した。祠を建てて祭ると現れなくなった。
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ソデフリチョウノユライ,フルダヌキ
1956年 宮城県
仙台市小田原の一角に蜂谷屋敷と呼ばれる地域がある。そこはもと蜂谷長者といわれた蜂谷定国の屋敷で、藩政時代その一角に栗の古木があった。その頃夜になると老樹の下に、振袖姿の白い顔の女が佇んで、小路を通る人にニタニタ笑いかけたといわれ、その通りは夕方になると通行が途絶えてしまった。それを聞いた剣客狭川新三郎が夕方に出かけると、やはり怪しい振袖姿の女がニタニタ笑いかけた。新三郎が小柄を投げつけると、キャッと声を立て手応えがあって、女の姿は闇に消えた。翌朝調べると、劫を経た古狸が咽喉を刺されて死んでおり、それ以来妖異は絶えてしまい、誰ともなく袖振丁と呼ばれるようになった。その後、誰が建てたのかこの屋敷内に狸塚とよぶ小祠があり、明治の頃まで残っていたという。一説にこの通りの屈折の形が振袖に似ているからともいわれる。
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キツネ
2001年 青森県
昔、階上岳の麓の晴山沢というところに、人をよく騙す狐がいた。この岳の沢あいに爺さまと婆さまが住んでいたが、ある日の夕方、狐がこの爺さまに化けて婆さまの前に現れた。婆さまはこれを見破り、狐を殺してしまった。以来、この地には人を騙す狐はなくなったという。
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ジュンレイムスメ,ヘビ
1961年 山梨県
昔、釜無側の下流の浅原村に3人暮らしの親子がいた。ある年の夏に、1人の巡礼娘が雨宿りを乞い、そのまま逗留した。息子の浅吉とその娘は夫婦となるが、2、3年過ぎたある夜、妻が行燈で障子にうつるが、それは人間の女の姿ではなかった。1家は怖くなり、暇をやると、嫁も承諾し、暴風雨の日に釜の蓋を貰い受けて、釜無川の濁流の中に投げ入れ、その上にとび乗り、蛇身と変じて姿を消してしまった。すると俄かに洪水は引いて水害は免れ、その後も水害は起こらなかった。沿岸の人たちは恐れをなしてしばらく釜を使わなかったので釜無川という。
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イルイシャ
1931年
仙人ではないが、山林で原始生活をする者がいる。山で樵夫や猟師に出会った際にこの者たちが語る素性によると、数百年前に兵乱を避けて山に入ったという。彼らは人間社会を捨てることによって超長命を得たのだといわれる。
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カガミイワ
2002年 滋賀県
昔、鏡岩には、夜ロウソクの明かりでも顔がよくうつった。
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ヒトツメコゾウ
1991年 長野県
鳥城には一ツ目小僧の伝説がある。昔、この池に一ツ目小僧が住んでいた。西国の身分の高い者だといって従者と住んでいた。あるいは木地師という者もある。
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ハヤマノテング,テングノスモウトリバ
1956年 宮城県
葉山権現の鎮座する巌の上に、昔天狗が棲んでいて、そこでよく角力をとっているのを杣人や狩人などが見ることがあったという。それから葉山に天狗が棲むといわれ、その巨岩のあたりを「天狗の角力取り場」というようになった。
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キツネ
1988年 群馬県
砥沢や余地峠にはよく狐が出てばかにされたことがあったという。ある人が勧能からサンマを買って帰ってくるとき、合芳橋のところできれいな家があると思って寄ったところ、実はモモヒキを脱いで桑畑に座り込んでいたのだという。
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キツネ
1933年 鳥取県
昔、山の上段というところに、歌好きの狐が住んでいた。毎夜、良い声で唄ったり、人の歌を聞いていた。ある夜、酒宴をしているときに障子に人の影が映り、障子を開くと狐がころげ込んだ。
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ギョウニンヅカ
1956年 宮城県
もと同寺裏北九番丁の廃寺光福寺にあった。五大藩主吉村が中山へ狩りした時、宗海という行人が鳥滝で修行中であるのを遠くから見て、あれは何かと家来に聞くと垢離取りと答えたので、鳥と思って銃殺し、吉村はたたりに苦しんだ。近習の矢野右近が身代りになって死ぬ。仙台市青葉区上愛子(生き埋め伝説)、仙台市青葉区川内(榎塚とも)、栗原郡高清水町経ヶ崎(行人万海が生き埋め、満開壇とも)、仙台市若林区五ツ谷(詳細はC0310741)。
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