(コヤスガイ) 1980年 三重県 伊勢では貝子がよく獲れるが、婦人が臨産の時、手にこの貝を握ると安産になるということから、子易貝という名前が付いたという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
(ヒノナカニカイヲホウリコムモノ),ヒカルモノ 1976年 大分県 冬の寒いときは夜に磯に行ってはいけないという。貝を拾った後に浜で火を焚いていると、何者かが貝を火の中に放り込み、焼けたものから取って食べている。恐ろしくなり船で逃げると、浜で「貝のあとくちに吸おうと思っていたのに残念だ」と言って地団駄を踏んでいる影があったという。しばらく後、船の舳先を光るものが通ったという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
カイガイ 1940年 新潟県 漁をしていると、貝が見つかった。市場に売りに行くと貝が突然話し出したので、それを川に投げ捨てることにした。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
カイ 2002年 山口県 八幡様の後ろの松の木についている小さい貝を、出征者がお守りに持っていくが、本人が丈夫であると帰るまで貝は生きている。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ミズシ 1958年 石川県 馬が河童(みずし)に捕まったが、このみずしも捕らえられた。放免の際にみずしは指を切って託証文を書き、魚を土産に持ってきた。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヒョウスンボ 1999年 宮崎県 ひょうすんぼはいたずらがすき。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヒョウスンボ 1992年 宮崎県 ひょうすんぼが知恵のある狐と賢い狸をだました。ひょうすんぼの鳴き声はヒュールヒュール。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ナメクジリ,ヒヒル 1980年 ものの変化というのは、必ず定があるというものではなく、なめくじり(なめくじ)はひひる(蛭)になるという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヒョウスンボ 1992年 宮崎県 木の瀬河原の若宮神社にはひょうすんぼ石という細長い、大きな石が祀ってある。そのためひょうすんぼはいたずらをしない。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ミズシ,カッパ 1958年 石川県 きゅうりを食べると河童(みずし)にさらわれる。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ミズシ,ミソシ,カッパ 1958年 石川県 ある時、馬あるいは牛の手綱に食いついた河童(みずし、みそし)を捕らえた。その時みずしは、この土地の人をとったりはしないと約束し、放たれた後に魚を土産に持ってきた。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
テング,(ゾクシン) 1942年 富山県 夜に浜を通ると天狗がでる。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ミヤウツシガイ 1981年 広島県 海浜には殻の表に宮殿廊廡、あるいは堂塔鳥居などの形を写した貝があり、これを宮写貝といって珍重する。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
テング 1976年 崇徳天皇は怨念により生きながら天狗の姿になった。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ケンモン 1973年 鹿児島県 ある漁夫があさりを捕っていると、彼のざるにけんもんが貝を入れていた。黙っていると、「貝を捕ってやるので毎日来なさい、ただしタコを捕ってはいけません」と行った。翌日から毎晩貝を捕ってもらっていたが、あるとき大きなタコを見つけてざるに入れておいた。けんもんは知らずに貝を捕っていたが、タコの手がざるの底から現れたのに驚いて逃げた。以来、その漁師のところには来なくなったという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヒョスボ 1992年 宮崎県 馬の手綱にひょすぼの腕がまきついてちぎれた。腕を返すとお礼にひょすぼは薬の製法を教えてくれ、魚をかけてくれることになった。魚をかける鉤を木から鹿の角に変えたら、ひょすぼは来なくなってしまった。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヒョウスンボ 1999年 宮崎県 宮田川の前の家の松の老木にひょうすんぼが集まっていた。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
コウボウダイシ 1934年 秋田県 弘法様が川を徒渉するとき、貝尻で足を怪我したので、弘法様は人々の不便を察し、この川の貝はそれ以来尻の抜けたものだけ棲息するようになった。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヨナキ,(ゾクシン) 1936年 兵庫県 子供の夜泣きで困ったとき、「さるさわ池のほとりのひる狐」で始まる歌を唱えるとおさまるという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヒョスボドン 1992年 宮崎県 作次郎という男が、ひょすぼに尻子玉をあげる約束で大漁にしてもらった。約束の日に作次郎はひょすぼの嫌いな柿の渋を網につけたのでひょすぼは怒り、作次郎は気絶した。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
コウボウダイシ 1997年 山梨県 昔、弘法大師が内野村水のみ(水のもと)を訪れた時に硯の水に困り、筆の先で土をかくと清水が湧いてきた。それからここを弘法大師の硯の水といい、地名を水のもとと名付けた。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|