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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

マサカドヅカ
1995年 東京都
将門塚周辺のビルに勤める会社員が次々と発熱して倒れる事態が起こり、これは将軍塚にお尻を向けて座っているためだとされた。その為、会社では。窓際の人は机の向きを変えるなどの処置をした。

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マサカドヅカ
1995年 東京都
四年ほど前まで、大手町にある将門の首塚の周りにある企業の中には、首塚に尻や背を向けて座ると病気になったり左遷されたりすると言われ、机の向きを変えた所もあった。最近では、机の配置換えの困難や、ビルの構造上の問題から、あまりこのような話は聞かなくなった。
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マサカド,クビヅカ,オンリョウ
1995年 東京都
関東大震災後に、病人が続出して現職の蔵相らが死んでいくので、これは将門の怨霊のせいだということで衆議が一致した。バラックを建てる時に、首塚を縁の下に叩き込んで靴で毎日踏みつけていたから、将門が怒ったのだという。そうして盛大な鎮魂祭が行われた。
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タタリ
1974年 静岡県
第六天の社の前の小屋で、社に足を向けると前後がひっくり返される。社の側の胡桃の木の実を食べると大熱を発し、そのことを詫びるまで治らない。
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マサカドクビヅカ,タタリ
1995年 東京都
関東大震災後に、千代田区大手町にあった将門首塚を平らに整地して、仮庁舎を建てた。すると庁舎に勤める役人から怪我人や病人が続出して、幹部には死人が出た。これは首塚の祟りだという噂が広がり、庁舎を取り壊し盛大な鎮魂祭を行った。
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マサカドヅカ,タタリ
1995年 東京都
三井物産ビルの設計の為に将門塚の買収をしようとすると、祟りがあるといけないとの反対意見が出た。また工事が遅れると、将門塚を買い取ろうとしたせいだと噂になり、将門の祟りと結び付けられることが多かった。
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キヨモリテウエノクスノキ
1936年 京都府
平清盛が植えたと伝えられる楠を、人夫たちが伐採しようとしたところ、手が曲がり、腰を抜かし、熱を発して床に就いた。
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シニン
1930年 富山県
寺へ泊まって本堂の本尊仏の前で寝ると、必ず翌朝横の方へずれている。死人が詣るのに邪魔になるので、ずらしていくのだと言う。
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サンシロウイワ
1996年 香川県
大工だった話者は若い頃、三四郎岩のお宮の修理のために岩に登って作業したところ、その夜、熱が出た。父親から、三四郎岩に断ってから登らなかったからだ、と戒められた。
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ヤマノカミ,テング
1938年 新潟県
野良仕事をしているときに、突然発熱し頭痛がするので、すぐ帰って休むことがあるが、これをイキヤアに当たった即ち山の神(天狗)の羽風に当たったのだという。大抵、日暮れ時に起こる。これを治すには、男子が藁製の胴蓑を逆さに着て大祭に蓋をもって、患者に向かってハライタマヘキヨメタマヘと唱えて三度あおいで風を当てるといいという。
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ナンセイノカド
1977年 秋田県
南西の角に窓をつけると、病人が絶えなくなるという。
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ホロセイシ,(ゾクシン)
1975年 愛媛県
五輪塔がたくさんある「きりざこ」という山に、千人塚がある。これを踏むと、じんましん(ほろせ)が出て、40℃から熱が出るという。
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ハカイシノタタリ
1981年 和歌山県
話者の娘が椎の実を拾いに行き、墓石に腰掛けて、帰ってきて熱を出した。近所のお婆さんが「玄関の敷居に座らせ、お茶とお線香を立ててイタミを逆さにして『飛んでけ』と言って3回仰ぐとよい」と教えてくれ、そうしたら治った。
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シイノキ
1981年 東京都
本所の松浦侯の屋敷にある椎の木の枝が、往来の道にまで伸びて妨げとなっていたので切ろうとした。すると切ろうとした人々が枝から落ちたり、熱を発したりしたという。そこで松浦侯の用人が斎戒沐浴し、上下を着、切る意味を諭したところ、そのようなことなくなったという。
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コウシン
1965年 広島県
傾斜地にある庚申塔が不便なので、平らな場所に移転したところ、移転の仕事を手伝った人が2人続いて死に、庚申塔の下にあった家の家族が病気になったので、以前の場所に戻した。
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マサカド,クビ
1995年 東京都
東京都千代田区大手町の将門塚は、梟首されて落ちた将門の首を葬った所だと言われている。
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コショウ
1974年 神奈川県
武蔵国の橘樹郡宿河原村の山の上に古い松があった。天保3年以前に自然に枯れてしまったので皆が惜しんでいたが、当年の春頃に近隣の若い人が枝を薪にしたところ、それぞれ発熱してしまった。皆恐怖して枝を集め、枯樹に置いて謝ると快復したという。
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クセヤマ
1991年 静岡県
クセ山は仕事をするとけがをしたり病気になったりするといわれて、嫌われている場所。クセ山をムラの共有地にしたら、ムラに不幸が絶えなかったことがある。
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オコリ,イシ,タタリ
1941年 岐阜県
某百姓が堤防工事の時に、石割に使う発破を恐れ遠く逃げて、墓のそばに隠れたが、ついにその墓に触って、ゾッとした。その夜から高熱が出て体全体が震え続けた。翌日、治ったと思ったら、次の日にまた震え始めた。墓に障った時におこりがついたのだと分って、まじないで落としたという。
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(ヒモジクテシンダヒト),(ダル)
1977年 和歌山県
四人塚の前で座り込んでしまった人が、戻ることもできないので飯を食べるとすぐに立ち上がることができた。昔、ひもじくて、そこで死んだ人の命日だったという。
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オニ
1940年 朝鮮
ある人が鬼と相撲を取った。倒してみると、正体は便所の箒に鼻血がついたものだった。朝鮮では、鬼は左に寄り倒さねばならないという。
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