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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ワラニンギョウ
1983年 福島県
夫と父親が続いて病死した時、囲い木にワラ人形が打ち付けてあるのを見つけた。10年ほど前の話である。

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ワラニンギョウ
1983年 福島県
4,5年前、境内の大欅にワラ人形が打ち付けてあるのをみつけて騒ぎになった。
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ワラニンギョウ,ゴスンクギ
1933年 大阪府
ある森に丑の刻参りのわら人形があるというので見に行くと、5寸釘が7・8本突き刺さった状態のわら人形が楠に打ち付けられてあった。
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ショウネンダマ,カワリダマ
1952年 兵庫県
35,6年前、出先で亡くなった叔母を戸板に乗せて神田町神納の自宅まで運んでいる途中、日が暮れてから青白い細い尾を引いたものが自宅までついてきた。
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キツネ
1936年 鳥取県
十年程前、六十才位の婆さんが村の者4,5名と弁当を持って近くの山に葺取りに行ったが、帰りに婆さんがいなくなった。手分けをして探したが、見つからなかった。村の人達は狐に弁当残りの魚の骨をはねられて、化かされてしまったに違いないと言っている。婆さんの死体は2,3ヶ月過ぎて、村から三里離れた山奥で発見された。
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キツネ
1954年 山梨県
今はもうない家だが、大きな旧家が、二階に狐を飼っていて人につけると噂されたことがある。嫁に来た人がそれを気にかけて自殺してしまった。1910年代の話。
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クモニョウボウ
2000年 愛媛県
蛇女房型の物語で、化け物になった女房を退治する際、ヒビとタラを用いたので、大歳にはヒビとタラの木を飾るようになったという。
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シラセ,アカイタマノヨウナモノ
2001年 青森県
義兄が入院していた時、自分の家の木の枝に赤い玉のようなものが止まっており、それは水色に変わったかと思うと、また赤くなって消えてしまった。後に病院に見舞いに行くと、死んだはずの母が渡り廊下を歩いているのを見た。兄は翌日に亡くなったが、みんなは母親が迎えに来たのだろうと言った。
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ヘビ
2005年 三重県
近所のお婆さんが畑仕事をしているとき、鍬で白蛇を切ってしまった。そのお婆さんは家に帰ってすぐ死んでしまい、白蛇の祟りということになって、白い石を積み重ねて墓を作って供養した。白蛇の墓は、現在は草に埋もれてわからなくなっている。
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(ゾクシン)
1985年 福岡県
丑三つ時にワラ人形を作って祈り殺すというまじないがあった。その場所は観音様の境内にあるナギの木である。釘でヒトガタを打った跡が今でも残っている。
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トウザン
1928年 台湾
昔、相思の男女がいたが、男がふとしたことから死んでしまった。夜昼なく狂い歩いていると、死んだはずの男が現れ、いっしょに暮らそうと女にいった。しかし、この男はその女以外には見えなかった。ある日、女が赤ん坊を抱えて戻ってきたが、女から離れると子は木の根になった。女は帰りがけに母親に自分が死ぬときには塔山に白い布が張られると言った。数日後、塔山に白い布が張られ、その後、女が姿を見せることはなかったという。白い布はやがて石になり、塔山の白石と呼ばれるようになった。答山は妖怪の山と言われている。
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カゼノサブロウ
1977年 青森県
1910年頃のこと。原集落で5,6歳くらいの子どもがいなくなった。その後ある人が、夏坂の竜ヶ森の炭山で、手ぬぐいを頬被りしたワラシに出会った。風の三郎にさらわれたのだといわれた。
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メシクワヌニョウボウ,バケモノ
1941年 秋田県
男のところへ「飯食わぬ女房」が来るが、その正体が化物であると気付き、家の周りに菖蒲と蓬を挿した。女は蓬に触れて死んだ。
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キツネ
1971年 茨城県
死んだお父さん狐に化かされたことがある。お正月が終わり、苗床を作るためにくいをとりに山へ行って帰れなくなってしまい、気がついたら田んぼの中を歩いていた。
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ショウネンダマ
1952年 兵庫県
47年前の6月25日か26日の夕方、表で「ショウネンダマだ」と叫んでいるのが聞こえた。見に行くともうなくなっていた。青白い尾を引いたものが埋め墓の方に飛んでいったという。そんなものあるはずがないと言っていた祖父が7月3日に卒中で死んだ。
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シシャノタタリ,レイ,キツネ
1977年 青森県
旧道の松の木を切り倒すときに、木の下敷きになって死んだ人がいた。その人の霊だか狐だか、夜な夜なテラテラテラテラ出るようになった。3年ほどして出なくなった。
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キツネ
1978年 山梨県
ある家のお婆さんがいなくなったので探すと、大きな石の上で木の葉に馬糞を飾って座っていた。狐の仕業。
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ノロイニンギョウ
1964年 福島県
いもや稲の盗みがあって困るとき、わら人形をつくって竹やりでそれをさし、犯人探しに使う。犯人が自分の子どもだと知ってのろい人形にやりをさせなかったばあさんもいたらしい。
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ヒノタマ
1946年
伯母が辺鄙な村に住んでいたころ、ある夏の宵の中のことである。庭で行水していた伯父が呼ぶので行ってみると、立木の幹のところに青い尾を引いた青い火の玉がふらりふらりと上がったり下がったりしていた。翌日、付き合いのあった家の人が亡くなったことを知った。
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エンテイ,ヤモリ
1979年 大阪府
浪華にある夫婦がいた。時に夫が悪い病気にかかったので、妻に他に嫁ぐように勧めるも妻は承知しなかった。ある日、妻が屋根を見上げると1匹の蝘蜓(ヤモリ)が釘で打ち付けられているのに、なおも生きていた。よく見ると雌の蝘蜓が餌を運んでいるので死なないのだと分かった。
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ワラス
1974年 岩手県
松川、岩ノ下のある家であったこと。一番奥の部屋で寝ていると、布団をゆすられたので目をあけてみると、そこにワラスが立っていた。河童みたいな顔で、だまって立っていた。二十年ほど前、おじさんが見た話である。
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