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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

コウボウダイシ
1984年 愛知県
清海が四国巡礼のたびに宿としていた民家で二十日の大師さまのまつりの甘酒を振舞われた際、茶碗の中から立ちのぼる湯気で弘法大師さまのお姿が浮かんだ。

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キツネ
2001年 青森県
昔、階上岳の麓の晴山沢というところに、人をよく騙す狐がいた。この岳の沢あいに爺さまと婆さまが住んでいたが、ある日の夕方、狐がこの爺さまに化けて婆さまの前に現れた。婆さまはこれを見破り、狐を殺してしまった。以来、この地には人を騙す狐はなくなったという。
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ムジナ
1976年 宮城県
ある爺さまが泊まり仕事で山小屋にはいっていた。そこへ婆さまが訪ねてきた。小屋についたときには真暗になっていたので、爺さまはムジナが化けたものかと思い、肌を確かめるために婆さまの腕を逆さにこすった。
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キツネ
1998年 福島県
狐が馬鹿にするので、爺さまが殺そうとして火を焚いていた。そうしたら狐は娘に化けて婆さまの所に来た。そして娘に化けた狐は婆さまを家から連れ出して行ってしまった。
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イナリサマ,ヒノタマ
1993年 岩手県 
ある人がいなりさまを放って置いたら、火の玉が飛んだ。熱心なお爺さんが譲ってもらって信仰していたら、お爺さんと息子の間でいなりさまのことでいざこざが起き、いなりさまは他の家に移された。するとその息子は行方不明になり、翌日山越えの所で錯乱しているのが見つかった。医者にかかっても祈祷師にかかっても治らなかった。いなりさまの祟り。
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ヤマンバサマ
1986年 愛媛県
12月28日の餅つきのとき、用の山の某家に山から山んばさまが米を持って餅をつきにきたという。某家には山んばさまの使った井戸があり、それを山んばさまのツルイという。ところが山んばさまはたいへん汚い格好をしていたので、餅つきの日を変えたところ来なくなってしまったという。
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カンノンサマ
1961年 静岡県
正月3日は伊浜では観音さまの上られる日で、祭りが行われる。この観音さまは昔網にかかって上がったものである。
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テング
1983年 東京都
お天狗さまの岩にはカリグラのお天狗さまがいる。不幸や何かで立ち合ってからすぐそばを通ると、お天狗さまは腰をたてるか何かして通りかかった人の首を曲げるそうである。
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フルネズミ
1936年 岩手県
和尚さまが居つくたびに化物に食べられてしまう正法寺という寺があった。そこに托鉢の和尚さまが泊まった。和尚さまは釜の中で寝たので、化け物に食べられずにすんだ。そして化物の正体は古鼠であり、デンジョウ坊という猫が嫌いなことを知ったので、その猫を借りてきた。そして猫と鼠が戦い、共倒れになった。和尚さまは猫を厚く葬り、寺の住職になった。
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オウサキ
1981年 埼玉県
お犬さまをお迎えに行くと村まで来てくれることを信じない男が、慣例を破ってお犬さまと一緒に帰ることにすると、気持ちが悪く何かに後をつけられている感じがした。お犬さまは下山祝いの膳も食べたという。
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アンバサマ
1964年 福島県
あんばさまの日に船をだしたら人殺しになりそうな大事件を起こしたり、網を波にたくさんとられたりした。あんばさまのたたりだという。
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オダイシサマ
1941年 不明
お大師様が山の仙人に払子のようなものをもらい、「これさえ持って居れば、どんなオスゲー物も来ん」と言われた。その後お大師さまにつきまとってくる娘の兄弟がお大師様を撃ち殺そうと鉄砲を撃ったが、どうしてもあたらなかった。
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イモ,コウボウダイシ,ナナフシギ
1929年 愛媛県
市外の吉藤に弘法大師が来た。そうして民家に食を乞うた時、民家では芋を煮て食べていたのに弘法大師に出さなかったのでそこの芋は石の様に堅くなった。(松山七不思議)
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オカッパサマ
1956年 宮城県
6月15日はお天王さまの祭りで、お河童さまにあげるといって川に胡瓜を2、3本流す。胡瓜をこの日まで食べない。
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イットノサカ
1987年 長野県
昔,夫の神様がらい病になったのを嫌って白山さまが逃げてきた。それにまつわる地名縁起,伝説など。白山さまは山家神社に,夫神様は対岸に向かい合いに祀られて「しらやまさま」という。
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ジゾウマツリ
1973年 富山県
地蔵まつりは八月二十四日前後が県下で一番多い。地蔵は子どもを守ってくれるので、地蔵まつりは子どもたちの管理であった。
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テング
1974年
四国には天狗が多い。
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アマノシヤグ
1964年 山形県
胡瓜姫こは育ててくれた爺さまと婆さまのために毎日機織りをしていた。ある日あまのしゃぐは胡瓜姫こを騙して連れ出して殺し、胡瓜姫この振りをして機を織った。様子がおかしいと思った爺さま婆さまの元に綺麗な鳥が飛んで来て事実を告げ知らせた。
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ジュウニサマ,ヤマノカミ
1982年 新潟県
十二様は山の安全を守ってくれる山の神で男性とされている。また、豊作を祈る神様でもある。2月12日は十二講の日だが、この日十二様が山から下り、秋に稲刈りが終わると山に帰るといわれている。
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テングサマ
1983年 富山県
古い木の高には天狗さまがおられる。また、古い木の中には天狗様といって神様がおられるが、コチョコチョ声がすることがあり、「今、天狗さまが相談している」と聞いた。
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ダイシシンコウ,コウボウダイシ,デンギダイシ,シモツキダイシ,デンギダイシノアトカクシ,スリコギダイシ
1983年 岡山県
大師信仰の要素を供えてはいるものの直ちには弘法大師に結びつかないものとしては、デンギ大師や霜月大師などと呼ばれるものに関するものがある。旧11月23日の夜には必ず雪が降り、それはデンギ大師の跡かくしと言われる。デンギとはスリコギのことで、この夜にはそういう足をした大師がやって来て宿をこうのだが、その醜い足跡を隠す為に雪が降るのだと言われている。
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トツゼンメノマエガクラクナル
1995年 福島県
人工股関節手術後の四国巡礼中、突然目の前が真っ暗になり、心の中でお大師様の生まれた場所で永久に眠れることを感謝したところ、カラッと目の前が明るくなり、無事満願が叶った。
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