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検索対象事例

ニュウバイイ
1975年 兵庫県
摂津国矢田郡丹生庄原野村の栗花落左衛門の屋敷にある井戸は、普段は水がないが、入梅になると水が湧く。

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(ニュウバイニワキデルミズ)
1983年 京都府
京都のある人家の井戸は、普段は釣瓶で水をくむのだが、入梅になると水があふれ出て出水通りの溝に流れ出るという。その水はいたって清らかで冷たく、入梅を過ぎると元に戻るという。
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ミズ
1980年 三重県
津の国に住む利左衛門という人の庭水は、入梅の日から水がわくという。
類似事例

コウボウダイシサマ
1984年 山梨県
弘法大師様が水を求めたので、井戸のない家のおばあさんは遠いところまで行って水を汲んできた。そのお礼に、一生水に不自由しないようにと弘法大師が杖をついたら、そこから水が湧いてきた。一方、水はないといった家は水が出なくなった。だから人には親切にしなければならない。
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ショウトクタイシノイド
1979年
摂州の北にある田舎に、梅雨理左衛門という者がおり、彼の家に聖徳太子が掘ったという井戸がある。その井戸は入梅の日の翌日から清水が湧き、梅雨が終わると涸れるという。
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ササレイシ
1983年 兵庫県
摂津国川辺郡菟原住吉社の前にくぼんだ石がある。これを碝石という。常には水がなく、雨の水も溜まらないのだが、年中の土用の日になると自然に水がたまり、旱の時でも水に増減がない。しかし土用を過ぎれば水は枯れて元のようになる。
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(ユウシュツスルミズ)
1975年 兵庫県
摂津国丹生郡山田村で、切石が四つ五つたたみ石にされている所から、毎年5月梅雨の時期に水が涌出する。
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(ナナフシギ),ミズ
1956年 宮城県
水が凍る時に湧く。
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イド,コウボウサマ
1929年 岩手県
上飯岡にあるヨーカハゞという部落に、弘法様が来て水が欲しいと言った。しかし女が断ったので、以来水が出なくなった。井戸の水は飲めないような水なので、澤の水を飲んでいる。
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コウボウダイシ
1979年 高知県
弘法大師が栗をくれと言ったので、栗をあげた。すると大師は「この栗は二度なるようになる」と言った。その通りになった。
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コウボウダイシ
1993年 山梨県
長坂町横針の弘法水は廻国途中の弘法大師が立ち寄って水がないので指で地面を指したら水が湧き出した。
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コウボウダイシ
1978年 石川県
弘法さんが釜清水に寄って「水を一杯くれ」と言ったところ、水がないのでわざわざきれいな水を汲みに行って出した。すると弘法さんは杖で地面を突き、そこから水が湧き出した。弘法さんはそれからニッサラ村へ行って「水を一杯くれ」と言った。洗い物をしていた女性が洗い物の水を授けた。その報いで水が出なくなったという。
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アオキノミズ
1965年 愛媛県
円福寺境内に青木の地蔵さんがあり、そのかたわらに「青木の水」という清水の湧く井戸がある。これは弘法大師御加持水ともいう。弘法大師が杖で突くと、清水が湧き出したといわれている。この水は諸病の薬水とされている。また、地蔵さんは腰から下の病気に霊験があるという。
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コウボウダイシサマ
1983年 山梨県
弘法大師様がつょ(杖)をついたらとたんに水が湧いてきたので、弘法水という。
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イド
1973年 新潟県
文政6年、白根中町の造酒屋金左衛門が、屋敷内に掘り抜き井戸を掘っていたところ、文政6年3月に砂混じりの水が数丈吹き上げ、近隣の土地はドンドンと鳴り渡り、町内が水浸しとなった。金左衛門は井戸に大豆の俵などを投げ入れても止まらない。その夜にある医者が井戸を見物しに来た時、提灯を差し出したところ井戸から火が吹き上げた。7日間、水も火も止まらず、役人の指図でやっと止まった。水は湯の花のにおいがして、飲めないので薬湯にして、火は竹筒に入れて引き取られた。
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イド
1930年 石川県
弘法大師が水を乞うたのを拒絶したために水を封じられ、この村ではいくら井戸を掘っても鉄気がでて飲み水にはならないといわれている。
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オンナノヒトノユウレイ
1990年 香川県
いま小学校のところは昔お宮で大きな森があり、カボソが出て化かしたりした。そこに井戸があり、日照りでも水が枯れず、弘法大師の井戸と言われていた。その井戸には、一生懸命に水を汲む女の幽霊が出た。
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コウボウダイシ
1997年 山梨県
昔、弘法大師が内野村水のみ(水のもと)を訪れた時に硯の水に困り、筆の先で土をかくと清水が湧いてきた。それからここを弘法大師の硯の水といい、地名を水のもとと名付けた。
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ニンギョ
1976年 大阪府
摂津国堀江で、推古天皇27年に、人でもなく魚でもない物が網にかかった。
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ヤマンバ
1999年 静岡県
とてもきれいな水があった。山姥がその水を飲みに来たという。
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リュウ
1928年 新潟県
高田の善導寺には、一滴の水もない井戸がある。しかし8月15日になると水がいっぱいになっている。この井戸と青柳池とはつながっていて、この日は池の主である龍が参詣にやってくるからである。
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コウボウダシ,ワキミズ
1948年 兵庫県
この村は昔は水がでなく、もらい水をして生活していた。あるとき、みすぼらしい旅人が水をくれと頼んできたとき、その家の女の人は快く茶碗に水をついで飲ませてあげた。それ以来、ここには水が湧くようになり、不自由しなくなったという。この旅人が弘法大師であったと言われている。
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