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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オワタリ,カミサキ
1977年 長野県
諏訪湖に氷がはって4~5日経つと、上諏訪から下諏訪に向かって、氷上に大きな木石が通ったような跡がつくという。これは毎年必ずあり、御渡や神先とよばれている。奇怪なことだと思われていた。また、そのできる場所によって、年の豊凶をを知る。

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オミワタリ,キツネ
1933年 長野県
諏訪湖が凍結してでき裂線を御神渡という。諏訪神社の上社から下社への御神幸の跡であると信じられている。別の伝えでは諏訪明神のお使いである狐のせいだという。
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シンシノキツネ
1974年 長野県
諏訪湖は毎年極寒になると水面が凍る。そこに神使の狐が渡れば、重い荷をつけた馬も人も難はない。神狐が渡らない間は氷が破れ易い。春になって氷が溶ける頃に、その狐は渡り戻る。その後は人は渡らず、ひつしか氷は溶ける。
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ミヤシタノナナフシギ,タカネバヤシノホラガイシ
1987年 長野県
諏訪神社の森の北方にある法螺貝のような形の石は,村にかわったことがあると大きな音をたてて鳴った。そばに地蔵様があったので「地蔵のほらが石」とも呼ぶ。
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カエル
1983年 長野県
信州諏訪大社では、御手洗川の蛙を供える。この川は11月頃に氷が張るので、社人が斧で氷を割ると蛙が跳びだしてくる。これを3匹捕らえて社前において矢で射る。ただし宝永3年の12月晦日に大雨が降り、氷が全て溶けてしまった為に蛙を入手できなかった。しかし翌日の元旦になってみると、社前の階段に蛙が蹲っていたので、無事に神祭をすすめる事ができた。これは七不思議の1つという。
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(ナナフシギ)
1975年 長野県
上諏訪には七不思議がある。不言堂の壁の穴に紙をあて日に透かすと、下諏訪の三重の塔が写る。毎日巳の時に雨が降る。根が八方にはびこる杉がある。湯山から落ちる所の口を塞げば湯が落ちない。諏訪湖が凍った時、「さわたり」という狐が通った後に人馬が通れるようになり、春に狐がまた渡ると通るのを止める。祭礼時に献上される鹿の頭の数が必ず75である。湖上に富士の影が写る。
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ナナフシギ
1920年 長野県
諏訪神社の七不思議。湖水の神幸・元旦の蛙狩り・正月十五日五穀の筒粥・三月酉日の高野の耳割鹿・六月朔月の御田植の新木・葛井の清水・午の日午の刻宝殿の点漏。
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(ナナフシギ)
1977年 長野県
諏訪神社には七不思議が伝えられており、それは社壇雨、根入杉、氷橋、湯口留ル、七頭鹿、宮影、湖の衣崎に行くと南西の近くに富士山が見えるというものである。
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ナナフシギ,〔スワマツリ〕
1983年 長野県
諏訪祭の七不思議は、下諏訪の普賢堂の板壁にある穴に当日紙をはると、見えるはずのない上の諏訪の三重塔の影が映ったり、毎日巳の刻過ぎにかならず雨が降ったりする。
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ミヤシタノナナフシギ,ヒュウガノソラノカンザクラ
1987年 長野県
諏訪神社の北数町ばかりの所を「日向のそら」という。ここの桜は寒中に花が咲き,その様子でその年の豊凶を占った。
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ナナフシギ,マツバラコ
1916年 長野県
松原湖の七不思議。御渡り。昔畠山重忠がこの石の上で龍を退治したという浮島。龍退治のとき八方に飛んだ龍の鰓の玉が化石化したという小玉石。龍退治の後に湖中に築いた納経塚。祭りの当日に梢に星が出現するという星見の松。正直者でないと見つけられないもろ葉の薄。根本から7本に分かれている風尾の松。
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(マイニチシャダンノアメ),(ナナフシギ)
1974年 長野県
諏訪の上下社では、世にいう七不思議の中に、毎日社壇の雨というのがある。これはたとえ夏の暑い日に、空には一点の雲もないのに、茅葺きの2尺ばかりもある御殿の正面へ、じたじたと水が十滴ほど落ちて来るという。これは諏訪湖の水源とも言われている。
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スワジンジャノカミ
1965年 山梨県
諏訪神社の御使いである白蛇が川水の上を「麻からのくき」にのっていたのを、初めに見つけた塩沢部落の人達によって、年々4月15日に諏訪神社の祭典が行われる。その際には神輿の渡幸があり、祭りの前に富士川の河原に御小屋をたてるが、ある年、これを建てなかったことがあった。すると、この部落に伝染病が流行したことから神様の御怒りに違いないというので、その翌年から再び建てられるようになった。
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キツネ,スワノマワタシ,キツネビ
1935年 長野県
諏訪湖氷結期、明神の輿を守護して、狐が行列をつくり渡る。人々の目には、狐火のみ見えて、形は一向に見えない。これを諏訪のまわたしという。
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ナナフシギ
1974年 長野県
信州諏訪の七不思議。正月元旦神前の御手洗の蛙を捕り白羽の矢で射る。3月酉の日俎15面と鹿頭75個を供える。7月27日御狭山祭の三光の拝。湖面に道ができる御渡り。御狭山、原山の種なしの麻。葛井の池の片目の魚。
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ヌシ
1929年 愛知県
その昔曾川に主の住むと言う淵があり、お池と言われていた。お池の主(蛇)は諏訪を出て天龍を下り分地を通ってお池へ鎮座する時、分地川から「あかたる」「池のもと」「かめくぼ」で休み山を越えて曾川へ行ったそうだ。三ヶ所で休む際水を呼び、その中の「かめくぼ」では雨降りの後水が噴いて小さな池ができる。
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タテクリカエシ
1965年 宮崎県
雪の時期、道に手杵の形の足跡が続いていることがある。タテクリカエシの足跡だといわれているが、何者かわからない。
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オオイシ,キツネビ
1932年 長野県
塩尻峠から諏訪の方へ下がった所に、きれいでとても冷たい清水が湧き出す場所があり、昔、邪教を広めに来たある悪僧がこの清水を飲んでいた。すると恐ろしい山鳴りがして、大きな石が落ちてその僧を潰したという。以来、曇った晩などには、そのあたりに光るものがチラチラと見えるので、悪僧の亡霊だと言われ、人々はその石を大石と呼んで怖がっている。
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テング
1932年 長野県
上諏訪町大和にある天狗石は、天狗に似ているからという説や、天狗が降りるからという説がある。
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ユキニュウドウ
1979年 岐阜県
雪の降った翌朝、新雪の上に大きな足跡があることがある。雪入道の足跡だという。
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ミヤシタノナナフシギ,オキョウヅカノヨルノアメ
1987年 長野県
諏訪神社の西方数町程の所にある経塚。この経塚の森には,一箇所,どんな夜でも必ず雨が降るといわれる。また,この一帯に雨が降る晩は,必ず化け物が出るという。
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