イチョウ 1993年 岩手県 どんなひどい嵐でも、境内のイチョウの葉が外に出て行かない。丹内山神社の七不思議の一つ。
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カラジシ 1993年 岩手県 権現様の廊下の脇障子の唐獅子の絵の鼻を誰にも見られずに舐めると願いが叶う。丹内山神社の七不思議の一つ。
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ナナフシギ 1984年 長野県 立石の七不思議。立石という石は竜宮の頭に届くほど深い。立石寺の香煙は衆生を救う。御手洗いに祈ると小蛇が出て大雨を降らす。立石寺の池の田螺は巻き目がない。迦楼塔の鰐口は無くなってもすぐ戻ってくる。松が抱き合う姿の縁結びの松がある。夫婦杉がある。
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ナナフシギ 1966年 山形県 生居の七不思議。通る人を驚かす「森の山の化け石」。年に3回栗がなる「三度くりなり」。切られた際に血を流して祟った老木を祀る「大杉権現」。雨が降っても濁らず、日照りでも乾かない水のたまり場「むかさり水」。堰の水がどんどんと鳴る「どんどん引き」。切られて血を流した「三光の松」。石の割れ目からコロコロと水が流れ出る「ころころ水」。
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(ナナフシギ) 1975年 長野県 上諏訪には七不思議がある。不言堂の壁の穴に紙をあて日に透かすと、下諏訪の三重の塔が写る。毎日巳の時に雨が降る。根が八方にはびこる杉がある。湯山から落ちる所の口を塞げば湯が落ちない。諏訪湖が凍った時、「さわたり」という狐が通った後に人馬が通れるようになり、春に狐がまた渡ると通るのを止める。祭礼時に献上される鹿の頭の数が必ず75である。湖上に富士の影が写る。
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ナナフシギ 1931年 大阪府 天王寺には以下のような七不思議がある。即ち、1、南門の仁王の作者について詳細が分からないこと、2、南門の上を鳥が飛ばないこと、3、五重塔の露盤が萬代色を易えないこと、4、境内の樹木は如何に繁茂しようと金堂の屋根より高くはならない、5、境内一円は雨垂れが落ちても地面が凹まない、6、境内の池の蛙が一声も鳴かないこと、7、亀井の水に関する謂れ、の7つである。
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(ナナフシギ) 1967年 福島県 蓮華院安楽坊には境内に、白鰻鱺、人を咬まない蝮、蛭、粟を食べない雀、3本足の雉、刈ったところから葉が出る杉、いつも実をつける茱の七不思議がある。
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ヒャクタクノナナフシギ 1974年 秋田県 百宅の弘法大師にまつわる七不思議。百宅の猫には虱がいない・下百宅にはドロオイ虫がいない・百宅にすむウラツブは咲きがとがっている・空の川・葛やジサキがみられない・百宅の一番鶏は鳴かない。
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エンショウジノナナフシギ 1941年 埼玉県 円照寺には、蛙が鳴かない、池の鰻が片目である、池の水が赤い、田螺が金色になる、池の水がくもると3日以内に雨が降る、旱天でも水が絶えない、池の中に草が生えない、という七不思議がある。
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ナナフシギ 1920年 栃木県 野州大中寺の七不思議。門前の杉の木・馬の首の井戸・開かずの雪隠・本堂の枕返り・すべり阪・根なしの藤・火絶たずの竈。
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ナナフシギ 1920年 京都府 京都祇園八坂神社七不思議。駕門・猿・竜宮まで届く底無し井戸・雉・油取りの燈籠・二見石・衣掛岩。
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ナナフシギ 1916年 東京都 府中六社の七不思議。矢大臣門内の木では鳥は羽を休めない。林の中で海の魚を拾うことがある。木の上に巣をつくる鳥が寒の30日間どこかへ飛び去り、明けると1日もたがわず帰ってくる。乱雑に田植えをしても一夜のうちに真っ直ぐになる。本社の駒寄の外には決して竹が生えない。矢大臣門には大杉の根が現れない。社の向きが北向きである。
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ナナフシギ 1920年 茨城県 常州鹿島神宮の七不思議。要石・御手洗水・末無川・海の音・御藤・松の箸・根上り松。
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カンノンサマノフシギ 1940年 三重県 白子寺家子安観音の7不思議は以下の通り。1:境内の鳩は地面を歩けず、2:雀が歩いており、3:境内の池の鮒は片目、4:どんな大雨でも濡れない屋根瓦がある、5:笹葉が下向きに生えている。6:不断桜、7:鼓ヶ浦の波の音。
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シテンノウジノナナフシギ 1922年 大阪府 大阪の四天王寺には七不思議がある。龍の井、亀の水、二股竹、梅ケ枝の手水鉢、石橋、虎の門の猫、樋がない、がそれである。
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ナナフシギ 1975年 秋田県 藤が森の龍太郎という大蛇が、三岳神社の観音様に挑んで藤の木のなめくじに触って負けた。それ以来お宮には藤の木が何本もあり、奥にはない。中野村の七不思議のひとつ。
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ナナフシギ 1916年 群馬県 雙林寺の七不思議。災難のある時、前兆として開山堂で拍子木の音がする。どのような旱魃でも水が絶えない蛇頭水。夜な夜な小僧になって寺内を徘徊し人を驚かせた高欄にある木像。赤門から抜き出て飛翔したという彫刻の鶴。底無しの井戸。繋ぎ榧。逆さ桜。
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ナナフシギ 1919年 京都府 西本願寺の七不思議は二種類ある。天狗岩・鶴亀の松・唐門・中雀門・見残石。躑躅胴の太鼓・三俵の大黒・木造龍頭吊・水噴の銀杏・行儀の富士・見えがくれの月・木造の土台。
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ナナフシギ,〔スワマツリ〕 1983年 長野県 諏訪祭の七不思議は、下諏訪の普賢堂の板壁にある穴に当日紙をはると、見えるはずのない上の諏訪の三重塔の影が映ったり、毎日巳の刻過ぎにかならず雨が降ったりする。
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ダイジャ 1993年 岩手県 丹内山神社のじい杉・ばあ杉の根本に大蛇がいて、神社に仕えている蛇だといわれていたが、火事に遭って焼け死んだ。話者の家には昔その鱗があったが、今はどこへいったかわからない。
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