国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

(ナナフシギ)
1967年 福島県
蓮華院安楽坊には境内に、白鰻鱺、人を咬まない蝮、蛭、粟を食べない雀、3本足の雉、刈ったところから葉が出る杉、いつも実をつける茱の七不思議がある。

類似事例(機械学習検索)

ナナフシギ
1920年 山梨県
甲州の七不思議。甲州善光寺の如来、八右衛門家の鼠、人語を話す馬、牡鶏になる牝鶏、6月の雹、七面山鳴り御池の水にごる、作十郎方の鍬に草生ず。
類似事例

カンノンサマノフシギ
1940年 三重県
白子寺家子安観音の7不思議は以下の通り。1:境内の鳩は地面を歩けず、2:雀が歩いており、3:境内の池の鮒は片目、4:どんな大雨でも濡れない屋根瓦がある、5:笹葉が下向きに生えている。6:不断桜、7:鼓ヶ浦の波の音。
類似事例

ヒャクタクノナナフシギ
1974年 秋田県
百宅の弘法大師にまつわる七不思議。百宅の猫には虱がいない・下百宅にはドロオイ虫がいない・百宅にすむウラツブは咲きがとがっている・空の川・葛やジサキがみられない・百宅の一番鶏は鳴かない。
類似事例

エンショウジノナナフシギ
1941年 埼玉県
円照寺には、蛙が鳴かない、池の鰻が片目である、池の水が赤い、田螺が金色になる、池の水がくもると3日以内に雨が降る、旱天でも水が絶えない、池の中に草が生えない、という七不思議がある。
類似事例

ナナフシギ
1993年 岩手県 
丹内山神社には七不思議がある。じい杉、ばあ杉がある。どんなひどい嵐でも、境内のイチョウの葉が外に出て行かない。境内に竹がない。肌石には雪が積らない。剣掘石にはいつも水が溜まっている。つららが下がらない。権現様の廊下の脇障子の唐獅子の絵の鼻を誰にも見られずに舐めると願いが叶う。
類似事例

ナナフシギ
1975年 高知県
岩本寺の七不思議。安産のお守りになる子安桜、三度実がなる三度栗、口なし蛭、磯の貝殻が桜の花片に化した桜貝、弘法太子が月を見て筆を投げたら筆に似た草が生えたという筆草、尻なし貝、戸たてずの庄屋。
類似事例

ナナフシギ
1931年 大阪府
天王寺には以下のような七不思議がある。即ち、1、南門の仁王の作者について詳細が分からないこと、2、南門の上を鳥が飛ばないこと、3、五重塔の露盤が萬代色を易えないこと、4、境内の樹木は如何に繁茂しようと金堂の屋根より高くはならない、5、境内一円は雨垂れが落ちても地面が凹まない、6、境内の池の蛙が一声も鳴かないこと、7、亀井の水に関する謂れ、の7つである。
類似事例

シテンノウジノナナフシギ
1922年 大阪府
大阪の四天王寺には七不思議がある。龍の井、亀の水、二股竹、梅ケ枝の手水鉢、石橋、虎の門の猫、樋がない、がそれである。
類似事例

ナナフシギ
1920年 群馬県
上州双林寺の七不思議。一つ木拍子・蛇頭水・山門の小僧・底無しの井戸・繋ぎ榧・逆さ桜・赤門の鶏
類似事例

(ナナフシギ)
1971年 山梨県
長作で七不思議とよばれているのは、育ち石、夫婦岩、片葉の芦、二羽ガラス、神楽入沢にキジ住まず、村に難産なし、キジの肉を食べると、あるはずのない所から火がたつである。神楽沢の滝を七不思議に入れる人もいる。
類似事例

ナナフシギ
1966年 山形県
生居の七不思議。通る人を驚かす「森の山の化け石」。年に3回栗がなる「三度くりなり」。切られた際に血を流して祟った老木を祀る「大杉権現」。雨が降っても濁らず、日照りでも乾かない水のたまり場「むかさり水」。堰の水がどんどんと鳴る「どんどん引き」。切られて血を流した「三光の松」。石の割れ目からコロコロと水が流れ出る「ころころ水」。
類似事例

ナナフシギ
1932年 福岡県
七不思議。雀が歩くこと。人の足かたでその人が誰だとわかる。火事がない。浜の砂がキュッキュッとなく。青枝が燃える。盗人が入らぬ。お産が軽い。
類似事例

ナナフシギ
1973年 山梨県・静岡県
寛政3年甲斐国七不思議。善光寺如来が汗をかく。大きな鼠が猫のように鳴く。馬が人語を喋る。牝鶏が牡鶏になる。雹が降り鳥獣が死ぬ。池の水が濁る。鍬の柄に葉や枝が生え花が咲く。
類似事例

(ナナフシギ)
1975年 長野県
上諏訪には七不思議がある。不言堂の壁の穴に紙をあて日に透かすと、下諏訪の三重の塔が写る。毎日巳の時に雨が降る。根が八方にはびこる杉がある。湯山から落ちる所の口を塞げば湯が落ちない。諏訪湖が凍った時、「さわたり」という狐が通った後に人馬が通れるようになり、春に狐がまた渡ると通るのを止める。祭礼時に献上される鹿の頭の数が必ず75である。湖上に富士の影が写る。
類似事例

ナナフシギ
1919年 京都府
西本願寺の七不思議は二種類ある。天狗岩・鶴亀の松・唐門・中雀門・見残石。躑躅胴の太鼓・三俵の大黒・木造龍頭吊・水噴の銀杏・行儀の富士・見えがくれの月・木造の土台。
類似事例

ナナフシギ
1920年 栃木県
野州大中寺の七不思議。門前の杉の木・馬の首の井戸・開かずの雪隠・本堂の枕返り・すべり阪・根なしの藤・火絶たずの竈。
類似事例

ナナフシギ
1984年 長野県
立石の七不思議。立石という石は竜宮の頭に届くほど深い。立石寺の香煙は衆生を救う。御手洗いに祈ると小蛇が出て大雨を降らす。立石寺の池の田螺は巻き目がない。迦楼塔の鰐口は無くなってもすぐ戻ってくる。松が抱き合う姿の縁結びの松がある。夫婦杉がある。
類似事例

ナナフシギ
1916年 神奈川県
箱根塔の澤の七不思議。寺社奉行から咎めがあったため撞くことができない鳴らぬ鐘。白毛の犬が1匹もいない。鳴かない烏。細面の女が1人もおらず丸顔の女ばかりである。豆腐屋の朝寝。無くなる履物。井戸から汲まない水。
類似事例

ナナフシギ
1915年 長野県
鹿塩の七不思議。塩泉。八つ鹿。駒ヶ池、池の主は大蛇であり、昔、里人に器物を貸してくれた。蚤のいない猫。灰汁なし蕨。夜啼き松。逆鴨脚樹。
類似事例

ナナフシギ
1916年 東京都
府中六社の七不思議。矢大臣門内の木では鳥は羽を休めない。林の中で海の魚を拾うことがある。木の上に巣をつくる鳥が寒の30日間どこかへ飛び去り、明けると1日もたがわず帰ってくる。乱雑に田植えをしても一夜のうちに真っ直ぐになる。本社の駒寄の外には決して竹が生えない。矢大臣門には大杉の根が現れない。社の向きが北向きである。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内