オニノイナイムラ 1937年 静岡県 昔、鬼を退治して鬼はいないので豆はまかない。
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(ゾクシン) 1974年 愛媛県 ねむの花が咲いたら、大豆をまくといわれている。そら豆は8日・10日・20日と「力」のつく日にまくといいといわれている。8月の闇夜になったらそら豆をまくといわれている。そばは牛のよだれで生えるといわれている。
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ソウナンシャ,シシャノレイ,タタリ 2000年 沖縄県 遭難者が村の娘と仲良くなっても、責任を取ろうとしないのに怒った村人が、遭難者は助けるなと言った。するとその年には野鼠が大発生した。遭難者を大事にしないので、使者が祟ったのだろう。
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ボウコ 1975年 新潟県 ボウコが出たときは、節分の豆をまけばよい。
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ヒ,アヤカシ 1932年 山口県 苫は天の羽衣で、海上のあやかしに見せると、かまわぬと言う。おかまさまの灰をまいても良い。11月23日に漁から帰ってきたとき、西明りも消えて暗くなった頃に対州の方角に細い灯が見えた。追いつきも追い越しも出来ない。磁石を狂わせるので信用できなくなる。
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ウミボウズ 1937年 新潟県 海坊主に出会った場合は味噌を海中にまけば逃げるとされている。
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ダイジャ,カミサマ 1933年 栃木県 ある夜、神社の前を通ると大蛇が御堂を7巻半も巻いて、鳥居まで10間位の距離があったのにその鳥居に頭をのせていたということだ。
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ヒノケガレ 1939年 宮崎県 火の汚れに対しては、塩をまくという。また、子どもの夜泣きは火が汚れたからだといい、イロリの四隅に塩をまくという。
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トリ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 他出したときに頭の上などを烏がまいまいすると必ず不幸がある。
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エビスダナ 1956年 宮城県 唐桑町字鮪立の畠山孝屋敷をエビス棚という。古来エビス神という漁神の像を安置しており付近漁民の崇敬を得ていた。ある夜、一人の漁民が盗んだが、その漁民はまもなく発狂して死亡したという。
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ヘビ 1984年 新潟県 蛇に追いかけられていたときに、菖蒲藪の中に入ったおかげで生命が助かった。巻
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フナユウレイ,グゼブネ 1932年 長崎県 航海中にもやに包まれたときは節分の豆を口に入れてそれを吹くともやが晴れる。平戸島附近では船幽霊をぐぜ船と言った。後を追っていくと瀬に乗り上げたりする。苫や灰を撒いたり、燃えさしの薪を投げ付けて難を避けたようである。
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スナマキタヌキ 1987年 奈良県 小学校の上から狸がぼろぼろと砂をまいていたことがあった。
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ボウゴン 1999年 宮城県 唐桑町の東海岸の断崖下の岩礁を馬ッコネと言う。ここで明治時代に漁船が遭難し、崖の上から救助に向かった人も遭難してしまった。このとき、海底から全長10メートルほどの光が発せられたといい、それを見に行った人も遭難した。この光はボウゴンといい、海で死んだ人の霊だという。このようなことがあるので、盆に海で泳いではいけない。この光は、クラゲが光っていたのではないかと話者は言う。
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(ゾクシン) 1942年 北海道 葬式はかえって漁に縁起がいいとされる。
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ウミボウズ 1961年 静岡県 岩地では海坊主というのは海で遭難したものであるという。
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アンザンノマジナイ,コウハクノヌノ,(ゾクシン) 1960年 愛媛県 相撲のときに土俵の柱にまいてある紅白の布をもらってまくと安産のまじないになる。お産をするときは力がいるが、この布を巻くと相撲取りの力が乗り移り安産するという。
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オナガドリ 1929年 岩手県 もしおながどりが出たら、雨が降るといわれている。
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カッパ 1999年 佐賀県 小川島のお宮さんの石の鳥居に、人間の肛門を食べる河童が出た。河童は鳥居の石が腐るようにと、鳥居に小便するという。
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イソオナゴ 1956年 乳から上はまるで人間の上体に似ており、下半身は幽霊のようにぼやけている。他所の港に碇泊するときは、これに夜中に生き血を吸われないマジナイで、苫の屋根の藁毛を3本着物にのせておくとか、ともづなを伝わってくるから、トモヅナを岸に結ばないともいう。
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タウエ,シノヨチョウ,シジュウクニチ 1950年 島根県 苗代に籾をまいて四十九日に田植えをすると家の人が死ぬ。
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