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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ビャクレン,エンコウダイシ
1982年 岡山県
元禄10年、美作誕生寺近辺の田地に、白蓮花が一輪づつ咲いた。人々が不思議がっていると、江戸から依頼があって円光大師御影が城に召され、また本所回向院にて開帳があった。このような様々な縁の前兆であったかと人々は納得した。

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タンジョウムク,エンコウダイシ
1982年 東京都
元禄9年3月から5月まで、本所回向院にて美作国誕生寺円光大師ならびに什物を開帳していたが、5月1日、誕生椋の節木を取り出してみるとそこに円光大師の御影が朧月のように浮かんでいた。1人の僧が磨いたところ、より鮮明に現れた。
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(ゾクシン),ウドンゲノハナ
1933年 栃木県
うどんげの花が白く咲くのは盗難、黒く咲くのは死去、赤く咲くのは幸福の前兆。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
花に関する俗信。桐の花が咲くとイカがとれる。アヅキの花が咲くとマスがとれるなど。
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レイ
1978年
山城の難から3年目に、様々な変があった。人々は佐野の霊と言った。
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テンペンヨウイ
1977年
観応年間、古い箒に花が咲いた。臼の木に花が咲いた。伐って10年以上過ぎた椿が葦のように伸びた。
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タタリ
1930年 和歌山県
芝居田と呼ばれる田地がある。もともと芝居小屋があり、興行主は賭博で大負けし首を縊って死んだ。その後その田地を所有した者は祟りにあうといわれ、また実際にあったこともある。
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オオガネバアサノヒ,アオイヒ,オンリョウ
1915年 静岡県
大鐘という素封家のお婆さんが供養のために寺に田地を喜捨した。その後、何代目かの住職が田地を質に入れた。そのためお婆さんの怨霊が青い火となって、その田地の上を雨が降る晩にさまよい歩くのだという。
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タヌキバヤシ,ホンジョナナフシギ
1935年 東京都
浅草、本所方面のまだ発展していない頃には囃子の太鼓の音が毎夜のごとく隅田川の川面に響いて高く低く、また遠くに近くに聞こえて不思議であった。誰が言うともなく狸が腹鼓を打つと信じられ、後には本所の狸囃子とさえ言われた。本所七不思議の一つである。
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(ゾクシン),ウドンゲノハナ
1935年 栃木県
うどんげの花が咲くと、人が死ぬという。
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ソーレンバナ
1939年 鳥取県
曼珠沙花をソーレン花と呼ぶが、長病の者が寂滅するのはこの花が咲く頃だといわれている。
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(リンシタイケン)
1982年 群馬県
倒れたとき、神社裏の小さな花が一杯咲いている所をさ迷い歩いていた。
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ウドンゲ
1956年 宮城県
ウドンゲの花が咲くと不吉などと言う。
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セキレイ
1976年
石の霊が人々をなやませたので、鳥田時主という人が矢を射った。その矢は抜けず、花が咲いた。
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ネコ
1976年 東京都
文化13年春、本所回向院に猫の碑が建った。由来は、両替町の時田喜三郎という人の家で飼われていた猫が、いつも魚を与えてくれる出入りの魚屋が病気になった時に、家の金を盗んで魚屋に渡したが、そうとは知らない時田家の人が猫を打ち殺した。それを憐んだ魚屋が猫の回向のために建てたという。
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ウメ,マンサク,スギノハナド(ショクブツニカンスルゾクシン)
1956年 宮城県
梅の実が多く落ちると多雨。万作の花が下向きに咲く年は多雨、あるいは豊作、上向きに咲く年は日照り。杉の葉が多く落ちる年は豊年。桐の花が多い年はイカが大漁。野竹に鉄砲型の虫がつけば戦争が起こる。藤の花のある家には病人が続く、など。
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ヨウ
1977年
今年5月、男女が殺害された後に双頭の荷花が咲いた。異常なものが生じるのは凶事の前兆で、吉兆ではない。
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(リンシタイケン)
1982年 群馬県
花は咲き、鳥は鳴き、お祭りのように賑やかなところに行こうとしていたが、「お前はまだくるな」と頭を叩かれて引き返した。
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シノゼンチョウ
1977年 青森県
死の前兆に関する俗信。
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キツネ
1977年 東京都
元禄の頃、本所小梅の稲荷の社に狐が住んでいた。近所の茶屋の老婆が呼ぶと姿を現すが、他の人が呼んでも出てこなかった。
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トンネル,ジサツ,アカイハナ
1972年 鹿児島県
昭和3年の秋、ある青年が青年倶楽部の合宿所の前の畑で見たこともない一本の赤い花を見てこれに誘われて取りに行き、その帰り道いつの間にか汀野墓(ナギノンハカ)の安山喜作の墓に来ていた。それからというもの汀野墓には水仙やまんしゃげの花が咲くようになった。この青年は6年後に毘沙門のトンネルで自殺し、青年団が彼の遺体を引き取りに行って帰った夜明けの3時ごろ、団員の一人が畑に灯りがともり見たこともない赤い花が一本咲いているのを見た。しかしほかの団員が見てみたところ、花ではなく人間の胴体から下がはっきりと浮き出し胸から上は灯を持った片手が見えるだけで頭もない人が歩いてきて、灯りと共に消えた。それからこの畑の境界上には水仙やグラジオラス、タンポポの花が咲くようになった。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
植物に関する予知の俗信一束。桜の季節外れの花は変事の前触れ、竹の花が咲くと凶事、など。
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