国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ユメ
2002年 山口県
20年ほど前子供が小さかった頃、2、3年の間、獣が罠にかかるのが夢で見えた。

類似事例(機械学習検索)

テング,(ユメノオツゲ)
1973年 三重県
昔、子供を追い出したところ、子供があんまり泣くので親が探しに行った。ところが、いくら探しても見つからない。心配しながら親がうたた寝をしていると、夢に天狗が出てきて「子供はふじの山に連れて行ったから心配するな」と言ったという。
類似事例

ムシノシラセ
1936年 鳥取県
父が去年死んだが、その1ヶ月前に鶴が数珠を上から投げて行く夢を見たという。また父を私が看護しながら横にねていた時に、牛が子供に乳をのませながらやってきて、私の前にくると子牛を捨てて走って行く夢を見た。
類似事例

キツネノヒ,キツネ
1930年 兵庫県
筆者が子供の頃は、夜になると狐の鳴き声が良く聞こえてきた。雨上がりなどには光るものがあちらこちらに輝くことがあった。それは狐の火と呼ばれるもので、縁側から数を数えたりした。狐に憑かれた、騙されたという話もあった。
類似事例

コドモノコエ
1995年 福島県
小さいころ、夜中にふと目を覚ますと、家の前の道路から「泥棒まてー」という子供の声と、下駄で走って行く音がした。それっきり何も起こらず、朝目を覚まして外へ出てみたがいつもと同じようであった。
類似事例

キツネツキ,キツネ
1972年 千葉県
話者が子どもの頃の話。友達が狐につかれて、逆立ちをさせられた。
類似事例

(ゾクシン),ニシマクラ,サルノユメ,(シノヨチョウ)
1915年 栃木県
西枕で寝ているときに猿の夢を見たら3年以内に死ぬといわれている。
類似事例

ユメ,カエル,ヘビ,イッショウモノノビョウキ
1999年 栃木県
夢の中に青い蛙が出てきたら、17日以内に夢で白い蛇を見ないと、一生ものの病気にかかるという。
類似事例

イギョウ,カイイ,キカイ
1974年
ある夏の暑い日、疲れて仕事から家に帰ったところ妻や下女の顔が馬に、子の顔が鬼に見えた。斬り殺そうと思ったが思いとどまりしばらく横になり休んでから再び見たらもとに戻っていた。
類似事例

ツキモノ,キツネ,ヘビ,ネコ,タヌキ,キ
1986年 長野県
きつね、蛇、猫、たぬき、木などが人に憑くことがあるという。そうすると夢遊病者のようになった。祈祷師に頼んで離してもらった。
類似事例

ニシマクラ,サル,ユメ,シ,(ゾクシン)
1915年 栃木県
西枕で寝ているときに猿の夢を見ると3年以内に死ぬといわれている。
類似事例

ダイジャ
1974年 和歌山県
ある娘がワラビをつみに行ったら、蛇に会い、逃げ帰った。その後娘の腹が大きくなった。それから毎晩ワラビつみの夢を見るようになって、流産したという話がある。
類似事例

オサキ
1975年 群馬県
明治20年頃小学生の男子がオサキに憑かれた。親が何処から来たと尋ねると隣の部落からと答えた。浅葱の兵児帯が欲しくて来たというので、くれてやるから持って帰れと帯を投げるとそれを持って出て行った。道へ出るとき転んで倒れ、そのとたんオサキは落ちて正気に戻った。通学の途中に見て欲しくなったのである。
類似事例

テング
1937年
子供が急に姿を消すことがある。昔はこれを天狗がさらって行ったためだと考えた。また、山奥で、大木の枝に人間が引っ掛かっているのを発見した時は、悪人が天狗にさらわれて成敗されたという説明を付けた。
類似事例

カミカクシ,キツネ
1954年 奈良県
中学生の頃、ある家の4、5歳の子供が、夕方急に姿が見えなくなり、神隠しになったことがあった。狐に入られたというとことになって、村中総出で、桝の底を叩いて子供を捜しに出かけた。
類似事例

オテングサマ
1990年 長野県
昔はよくおてんぐ様にさらわれたということがあった。夜になり小さい子供が居なくなり、水車や柿ノ木の枝などに隠れていたことがあった。
類似事例

タマシイ
1935年
話者が大祖母から聞いた話。夢に魂が出て、物に追いかけられてかえったという。
類似事例

キツネ,タマシイ
1935年 大阪府
子どもがよく狐にツカレる。また、タマシイを見たという。
類似事例

ユメ,カラス,チョウ,ガ,ヤネノトタン
1988年 群馬県
父親と山に行き、恐い者に追いかけられる夢を見た次の日、父親が事故にあった。その日、家の屋根にはカラスがたくさんとまっていた。棺の中から黒い蝶が飛び出したり、引越しの時に大きな蛾がついてきて、天井裏に張りついてミイラになるまでとまっていたりした。
類似事例

キツネ
1995年 愛知県
ある夜、便所に行った子供が「こっちへ来い」と声が聞えて、その方向へ歩き出したら完全に道に迷い二日二晩家に帰れなかった。狐のいたずらだという。
類似事例

サンマイタロウ
2000年 石川県
子供をしかる時、サンマイタロウが来るぞと言ってよく驚かせたものだ。他に、狐やムジナが来ると言って驚かせたこともあったという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内