国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ナナフシギ
1916年 東京都
霊岸島の七不思議。応誉上人が雷を封じたため落雷がない。南天の木の実がつかない。円覚寺の薬師は8月12日ではなく7月11日が縁日である。米屋という蕎麦屋がある。糊屋という銭湯がある。金毘羅が10日ではなく9日を縁日にしている。花屋という材木屋がある。

類似事例(機械学習検索)

ナナフシギ
1920年 東京都
霊岸島の七不思議。落雷なし・南天木実のつくことなし・川口町に花屋という材木屋にあり・白銀町に糊屋という銭湯あり・港町に米屋というそばやあり・箱崎町の金毘羅の縁日が9日で10日ではないこと・圓覚寺の薬師は7月11日が縁日であること。
類似事例

エンショウジノナナフシギ
1941年 埼玉県
円照寺には、蛙が鳴かない、池の鰻が片目である、池の水が赤い、田螺が金色になる、池の水がくもると3日以内に雨が降る、旱天でも水が絶えない、池の中に草が生えない、という七不思議がある。
類似事例

ナナフシギ
1920年 山梨県
甲州の七不思議。甲州善光寺の如来、八右衛門家の鼠、人語を話す馬、牡鶏になる牝鶏、6月の雹、七面山鳴り御池の水にごる、作十郎方の鍬に草生ず。
類似事例

ナナフシギ
1975年 高知県
岩本寺の七不思議。安産のお守りになる子安桜、三度実がなる三度栗、口なし蛭、磯の貝殻が桜の花片に化した桜貝、弘法太子が月を見て筆を投げたら筆に似た草が生えたという筆草、尻なし貝、戸たてずの庄屋。
類似事例

ナナフシギ
2005年 三重県
神島には七不思議がある。切り株から新芽が出て生えた松、8月のゴサイの日に鮫が集まる洞窟、「オンボ、オンボ」と泣いてお婆さんに負ぶさってきたというオンボ石、岩屋と伊良湖は繋がっている、月夜に光る鏡石、天狗の座敷と呼ばれる玉砂利の引かれた場所、花が咲く石についた苔もの7つである。
類似事例

ナナフシギ
1916年 東京都
本所の七不思議。入江町では拍子木を打つと怪異があるので打たない。おいてけ堀。横網の片葉の蘆。割下水のあかりなしの蕎麦屋。竪川の送り提灯。梅村邸の井戸。夜に大足が出て足を洗わせる御竹蔵の足洗屋敷。異説として、声があるけれども姿が見えない割下水のほい駕籠の呼び声や、馬鹿囃しを数えることがある。
類似事例

ナナフシギ
1915年 大分県
姫島の七不思議。阿弥陀牡蠣、浮田、比売許曾神社、鉄漿水、かねつけ石、逆さ柳、海中に突出した巨石の上に祀った観音様。
類似事例

ナナフシギ
1934年 新潟県
越後七不思議がある。親鸞上人が杖をついた地面から竹が生えた。上人お手植えの梅には1輪に8つの実がつく。3度花の咲く栗がある。上人が糸を紡いだ榧は一夜にして実をつける。波上に題目が見られる場所がある。石油の取れる所がある。天然瓦斯の出る井戸がある。
類似事例

ライジュウ
1979年 岡山県
昔虚空蔵山に雷が落ちた。虚空蔵菩薩が雷獣をつかまえて「今後この地に落ちたら返さない」と叱りつけた。それ以後雷は落ちなくなった。村人は喜んで毎年旧正月13日にお祭りをして参拝する。大原には虚空蔵菩薩様が祭ってあるので雷は落ちないという。
類似事例

コンピラサン
1970年 山梨県
昔、富春寺のお坊さんが金比羅参りに行き、船で4日間大波にあい、船が沈みそうになった時、このお坊さんがハンカチを海に投げ入れて、帰ったら金比羅山を祭るといって祈ったところ、波が沈んだ。それから3月10日に盛大に祭っていた。
類似事例

リョソウ,クラ
1934年 奈良県
ある人が大金持ちになり、7つ倉を建てた。ある日旅僧が来て、哀れを乞うたが拒まれた。翌日その倉は飛んでいってしまった。そこを七倉という。ある日その七倉が焼けて、そこからは今でも米が出るという。
類似事例

リュウ
1970年 神奈川県
江の島の近くの山寺に禅僧がおり、日夜法華経を読誦していた。そこに夜毎女が来て聴聞し、夜が明けると忽然として姿を消した。禅僧は怪しみ、女の着物の裾に糸をつけた。翌朝糸をたどると、岩穴の中にいる竜の尾に糸がついていた。このため竜神を祀る江尻大明神には法師の参詣が禁じられていたという。
類似事例

ヒャクタクノナナフシギ
1974年 秋田県
百宅の弘法大師にまつわる七不思議。百宅の猫には虱がいない・下百宅にはドロオイ虫がいない・百宅にすむウラツブは咲きがとがっている・空の川・葛やジサキがみられない・百宅の一番鶏は鳴かない。
類似事例

(ナナフシギ)
1975年 長野県
上諏訪には七不思議がある。不言堂の壁の穴に紙をあて日に透かすと、下諏訪の三重の塔が写る。毎日巳の時に雨が降る。根が八方にはびこる杉がある。湯山から落ちる所の口を塞げば湯が落ちない。諏訪湖が凍った時、「さわたり」という狐が通った後に人馬が通れるようになり、春に狐がまた渡ると通るのを止める。祭礼時に献上される鹿の頭の数が必ず75である。湖上に富士の影が写る。
類似事例

ナナフシギ
1931年 大阪府
天王寺には以下のような七不思議がある。即ち、1、南門の仁王の作者について詳細が分からないこと、2、南門の上を鳥が飛ばないこと、3、五重塔の露盤が萬代色を易えないこと、4、境内の樹木は如何に繁茂しようと金堂の屋根より高くはならない、5、境内一円は雨垂れが落ちても地面が凹まない、6、境内の池の蛙が一声も鳴かないこと、7、亀井の水に関する謂れ、の7つである。
類似事例

ワラウチイシ
1976年 大阪府
天下茶屋村の東方にある円山という丘の上には、兼好法師の藁打石という石があった。享和元年の四天王寺回禄の際、近村より礎石となる石を集めたところ、この石も持って行かれた。ところが、怪事が起こったので、石は元の場所に戻されたという。
類似事例

ナナフシギ
1915年 愛媛県
松山の七不思議。松山城の内堀に住む蛙は鳴かない。8月の末になると長曾我部元親に敗れた伊予勢の怨霊が打つ陣太鼓の音がする。紫井戸という水が紫色の水溜りがある。里人が片身を焼いた鮒を弘法大師が放して蘇生させた。そのため片目である。弘法大師が芋を石に変えた。龍隠寺境内の木立で霧のような水気が降る。8月に討死した霊が怪火となって出る。
類似事例

シチホンザメ
1934年 三重県
旧暦の7月7日、神島ではゴリの岩屋の側に、7尾の鮫が来るという。
類似事例

ナナフシギ
1984年 長野県
立石の七不思議。立石という石は竜宮の頭に届くほど深い。立石寺の香煙は衆生を救う。御手洗いに祈ると小蛇が出て大雨を降らす。立石寺の池の田螺は巻き目がない。迦楼塔の鰐口は無くなってもすぐ戻ってくる。松が抱き合う姿の縁結びの松がある。夫婦杉がある。
類似事例

ナナフシギ
1920年 新潟県
越後七不思議。鳥屋野の逆さ竹・小島の八房梅・保田の三度なる栗・田上の繋ぎ榧・柄目木のくそづの油・三條山いり妙法寺の囲炉裏の火・沖の波題目。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内