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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヒトコトヌシノオオカミ
1929年 奈良県
天皇が葛城山に登ったとき、向かいの山を登る人がいた。天皇の行く手を阻むので、怒った天皇が矢を射った。すると相手は一言主之大神だと名乗ったので、天皇はかしこんで衣を献上した。一言主之大神は、天皇が帰る際に大神山から降りてきて長谷の山口まで送りにやってきた。

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ワザウタ
1974年 奈良県
光仁天皇がまだ天皇位になかった頃、ある童謡がはやった。この童謡には天皇の諱である白壁の字が織り込まれ、それは天皇に登極する徴とされたという。
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ダイジャ
1983年 岐阜県
天皇が落ち延びてきた先で大蛇に襲われた。天皇の情勢が険しくなったとき大蛇のいた木が爆発し、大蛇が飛び散った。そして天皇は助かった。
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ロウフ,イチゲンシュ
1916年 高知県
一言主が老夫に化けて、雄略天皇と狩の獲物を争い、天皇の怒りに触れて、土佐国に流された。
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ゴズテンノウ
1983年 岡山県
牛頭天皇に対する信仰は広く見られ、天皇様と呼ばれる社が各地にあったが、それらは今では祇園宮、素盞嗚神社となっている。
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アタゴヤマノトビ
1976年 京都府
天人熊命が化して三軍の幡となった。その後神武天皇が長髄彦と戦っていたが勝てなかった。その時金の鳶が飛来し、天皇の弭に止まった。その形は流電のようで、敵軍は皆迷眩した。天皇は喜んで、愛宕山に住ませて天狗神を領させた。
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レイキ
1976年 熊本県
清和天皇の貞観17年、白い亀が献上された。
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ミナモトノヨシイエ,メイゲン
1983年
源義家の鳴弦によって、天皇の病気が治ったという。
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クスノキ
2001年 静岡県
法明寺の千年を経た楠が怪光を出し、天皇を病気にした。陰陽博士の占いにより行基が行って、七体の観音を刻んで安置したら天皇の病気も平癒した。
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タタリ
1974年
仲哀天皇は海神の祟りで崩御した。
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テング
1980年 和歌山県
天皇が天下をとれなくなったら天狗が家に入って来るとか、家に鼻の高いものが入ってくると言われていた。
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サンノウノミカミ,シンタク
1973年 滋賀県
ある時の天皇が、唐崎の浜に行幸したときに、沖から2艘の漁船が棹を差してきた。天皇はそれを近づけて尋ねると、2人の翁がいた。翁は神変奇特を現して歌を詠んだ。そのときには船はどこにも見えなくなった。これは神託で、山王の御神であったという。
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キンノウ
2001年 京都府
愛宕山の中腹、水尾の里は、清和天皇の隠棲地として同天皇の陵が静まるが、里の伝説によればその御陵の下には宝物「金の鵜」が埋まっている。それを掘り起こすと罰が当たるという。
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1974年
景行天皇の60年10月に、帝が病気にかかり、天に祈るも効験がなかった。そこで一覚に占わせると、当国の東に大木があり、この木が天皇に災いをもたらしていると言った。そこで木を切るが、夜の内に元に戻るという。そこで一覚を呼ぶと、彼にかの木と敵対する葛が憑依し、切った時の木くずを毎日燃やせば木は倒れると告げる。それを受けて、70日間木くずを燃やしたところ、木は倒れ、天皇の病も治ったという。
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アッキ
1975年 京都府
源頼光は天皇の命令を受けて、大江山にいる悪鬼を討ったという。
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クチナワ
1974年 京都府
凝華洞の地は東山天皇が死んだ後は洞中に使用される事はなかった。それは東山天皇が死んだ年に、ある雨が降り続いた日に御庭を歩いていると、みみずほどの大きさの数万匹の蛇が見渡す限りにいたからだという。
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エンノギョウジャ,ゼンキ,ゴキ,ヒトコトヌシ
1928年 奈良県
役行者が岩橋を作ろうとした際、前鬼と後鬼は一生懸命働いたが、葛城の神である一言主は醜い顔を見られたくないという理由で昼間には働かなかった。これに怒った行者は一言主を縛り付けて谷間に突き落とした。憤慨した一言主は宮女に取憑き、行者が邪神をあつめ、鬼軍を使って国を狙っていると帝に進言した。帝の兵はなかなか行者を捕らえることができなかったが、母親が責められているのを知り、自ら山を出て伊豆大島に流罪になった。
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オオクラヌシ,ツブラヒメ
1940年 福岡県
景行天皇が崗浦に船を浮かべて海上に出たところ、大倉主と菟夫羅媛によって船を動かなくされた。先導役の熊鰐は困り果てたが、天皇が伊賀彦を以って2人の神に奉仕させ、自らも祈祷を行ったため、船は再び進むことができた。
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ダイギョ,アクギョ
1999年 香川県
景行天皇の御代、土佐の海に悪い大魚がいた。天皇はヤマトタケルノミコトの子供の霊子に討伐を命じた。霊子は悪魚を退治し、褒美として讃岐の国司になった。その悪魚の祟りを畏れて悪魚堂を建てた。
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ゲンジョウ,レンショウ
1974年 京都府
村上天皇が明月の夜に玄上という琵琶を弾いていた時、影のような物が飛んできた。天皇が何者かを問うと、それは唐の琵琶博士である廉承で、音色の素晴らしさに感動して出て来た。そして秘曲を伝えたという。
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ヤマノヌシ,イエノヌシ
1990年 新潟県
家の主は青大将である。家の近くで蛇を見ると良いことがある。知人と山道を歩いていると大きくて光ったものが行く手を阻むので、少し音を立てると木の上に登っていった。寺の住職に尋ねると、この蛇は山の主で縁起が良いという。
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オニ
1975年 三重県
坂上田村麿は天皇の命令によって、鈴鹿山で鬼を討ったという。
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